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【不思議な話】パラレルワールドを渡る人々

まず最初に、謝っておきます。
今回の「不思議な話」は自分や家族の体験談ではありません。
最近よく見ているYouTubeでいくつも見て、この世界は私たちが思っているよりも、もっと広くて複雑なのかも? と感じたので、それについて書きたいと思います。

上のリンクは、私が最近チャンネル登録した、YouTubeのチャンネルで、(おそらく)2Ch発祥の不思議な話を朗読で紹介しています。
このしばらく私は、このチャンネルの再生リストの一つを続けて見ていました。

この再生リストにある話は、パラレルワールド、つまり今私たちがいるこの世界とは違う場所に関するものが中心です。
パラレルワールドというと、たいていは『きさらぎ駅』のように、こちらから違う世界線に入ってしまうというのを誰もが思い浮かべるのではないでしょうか。
私もそうでした。
でも、このリストにある動画を見ると、別の世界線からこちらに来てしまった人の話も、案外多い印象なのです。

その人たちが元いた世界は、今の日本と変わらない場合もありますが、年号や使われているお金が違っていたり、戦争をしていたり、言葉が全然違っていた、という人もいました。
あとは体験者自身の周辺事情が違っている場合もけっこうありましたね。
元の世界では既婚者だったのに、こちらでは独身で、配偶者だった人のことを調べてもこちらの世界にはいない人だったりとか。
逆に、元の世界にはいなかったはずの恋人がいたりとか、家族構成が全然違っていたりとか。

あと、こちらの世界に来て戻れなくなった人がいるってことは、逆にこちらから他の世界に行ってしまって、戻れなくなっている人もいるのかもな、とも思ったりしました。
ネットでの報告は、当然ながら行って戻って来れなければできませんし。
それと、別世界に迷い込んだ人を元の世界に戻す仕事のようなことをしている人がいる、という話も都市伝説系のYouTubeではよく見ます。
つまり、そんな人が存在するほどに、こういう現象は多いってことなのかもなあ、とも思います。

ところで、パラレルワールドって、どうやってできるんでしょうか。
昔はタイムトラベル系の話というと、「過去に干渉すると現代が変わってしまう」というのが定説でした。
ですが、現代ではそのあたりの考え方も、変化しています。
『仮面ライダー電王』や『フラッシュ』『サマータイムレンダ』などを見ると、もともといた時間軸の過去を改変しても、その時間軸自体が変わるわけではなく、新たな時間軸が生まれるという形になっています。
たとえば『電王』では、両親の出会いが最初の時間軸より遅れたために、17歳だったハナは、10歳のコハナになります。
また『フラッシュ』では、母の死の瞬間にバリーが遡って助けるか否かを選択することになりますが、そこから派生する未来は、別々の時間軸だったりします。
つまりパラレルワールドというのは、自分の前に現れた選択肢の選ばなかった方だと言えるのではないかと思います。
それが人の数だけ、とか国の数だけとかあるとしたら、ほぼ無数に存在するとも考えられます。

ところで。
唐突ですが、たとえば右に置いたはずのものが、左に置いてあって、あれ? と思ったこととか、ないですか。
ないと思って買って来た調味料が、冷蔵庫の中にあって、あれ? って思ったこととか。
そういうのって、私たちはたいていは「自分の勘違いだ」って思いますよね。
年取って来ると、特に。
でも本当は、それは勘違いじゃなくって、何かの拍子にほとんど差のない別世界・別の時間軸に移動しただけかも……って考えられませんか?
ってか、そんなふうに考えるとちょっと面白くて、ワクワクしませんか。
住み慣れた世界から突然知らない世界に放り出されて帰れないのはイヤだけど、そんな微妙な差なら、楽しめるかもな~なんて思ったのでした。

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