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マガジン「三点監視の応用」

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「三点監視」を各他の経済理論に応用して比較してみます。
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記事一覧

三点監視の応用.1  ―まずはおさらい①―

三点監視の信用創造について、これまで何度も繰り返し説明してきました。大変にしつこいですが…

三点監視の応用.2  ―リフレ派.1(他:ディマンドプルインフレについて)―

ではまず「リフレ派」について「三点監視の図解」に応用してみます。 リフレ派、というのはリ…

三点監視の応用.3  ―リフレ派.2(リフレ派の夢と現実)

前回、 リフレ理論は、ディマンドプルインフレにしたい、という動機はあるのに、 「ディマンド…

三点監視の応用.4  ―統合政府.1(三点監視を崩壊させる考え方)―

さて、今回はリフレ派の考えにも重なるのですが、「統合政府」という理論について考えてみます…

三点監視の応用.5  ―統合政府.2(財政ファイナンス)―

それでは統合政府の考え方として、リフレ派が良く論じる「財政ファイナンス」の解説をさせてい…

三点監視の応用.6  ―統合政府.3(国債廃止論)―

さて、次はMMTで主流となりつつある 「国債廃止論」 が、どのようにして「統合政府」に繋が…

三点監視の応用.7  ―統合政府.4(統合された後どうなるか?)―

「統合政府論」で三点監視が崩壊するとどうなるか? これは歴史的必然なのですが、 統合政府は「モズラーの名刺の父親の立場」、 つまり「独裁者」になります。 前回と前々回示した図解ですが この「E.統合政府」と「B.民間銀行」の間のやり取りですが、この図解は 「E.統合政府」から「Ⓔ当座預金」が「B.民間銀行」に行き、 「B.民間銀行」から「Ⓔ当座預金」が「E.統合政府」に戻ってきています。 「E.統合政府」と「B.民間銀行」の間で「Ⓔ当座預金」というメモ帳(貨幣)が無意味

三点監視の応用.8  ―統合政府.5(独裁者の思考)―

権力者にとって望みの社会とはどのような社会でしょうか? それは、 民が逆らわず、従順で、 …

三点監視の応用.9  ―統合政府.6(ソ連という統合政府)―

統合政府の実態を垣間見るには、そのものを見ると良いでしょう。 というわけで、過去のソビエ…