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私の未来

小学生の頃、同時多発テロ事件をリアルタイムでテレビで見た。その後、数年に渡って日本に向けて核弾頭ミサイルが発射されている。(最近も。)

10代の頃、親から「日本に産まれてよかったね」と何度か言われた。

私は子どもは今居ないけれど、もし、子どもが出来たときに、「日本に産まれてよかったね」とは多分言わないと思う。

親は、子を守る気持ちが強くて、そういう視点では銃社会等と比較して「日本に産まれてよかったね」と言ったのかもしれないけど。 

最近、虚しい気持ちが続いている。人生の半分苦しんだ家族の問題は終結し、私には大好きな夫がいて、仕事は給料は低いけど人間関係は良いし残業は少ない。自由で気ままで、何だって出来るはずだし、したくないことはしなくて良い、心配なんか要らないはずなのに、心がどうしようもなく苦しい。

半年間の緊急事態宣言ですっかり行動範囲と人間関係が狭まったのと、あまりにも自由な時間を持て余しているのかもしれない。

幸せな悩みだと思う反面、過去の自分を振り返っては虚しい気持ちになっている。どうなっていたいか、その姿に近付くにはどう行動すべきか?を考えて動いたら良いと頭では分かってるのに、どうにも動けないのだ。こうして毎日なんとなく過ぎて、なんとなく歳を重ねて、後悔ばかりする人間になるんだろうか。

誰しも走ってくる電車の前に飛び込んだら死ぬという事実が怖くてたまらない。

大学生の頃は明日死んでも良いと思っていたし、死にたくてたまらなかった。あの頃の自分が欲しくてたまらなかった日々に、私は今満足出来ていない。

わがままで平和ボケのくだらない悩みなんだろうか。

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