見出し画像

ゲゼルマネーと信用貨幣制度の崩壊(前編)

こんばっぱー。今日は二本立てです。(気分が乗ったとかそんなわけじゃないから)何でお前がツンデレなんだよ突っ込み役。…ゴホン、そんなこんなで、私は今週いろんなことを学び、色々考える機会が多くありました。(大学費用のこととか、まじめに悩んでる)あれ、今日は突っ込みちゃんが不調なようなので、本題にさっそく入っていきます。

ゲゼルマネーとは何か。

ゲゼルマネーとはシルビオ・ゲゼルが考案した。貨幣制度のことです。このお金は時間がたつにつれて、お金の価値が下がっていきます。1万円の価値のあるお札を想像しましょう。国から発行された当初は1万円の価値です。それが1ヵ月たつと2%価値が減り、9800円になります。その翌月にはさらに元から2%減って9600円に、次の月、次の月…50か月後にはなんと価値がなくなってしまいます。これには皆さんびっくり。貯金したお金は全て50ヵ月たってしまえ無価値になってしまうのです。こんなのは絶対におかしいと思った方、今の価値観の方がおかしいのかもしれません。

信用貨幣制度の崩壊。

皆さんの多くはこれを見て私をおかしくなったというかもしれません。しかし、事実的に起こる可能性が非常に高いです。今の社会をある出来事に置き換えましょう。

ある国のお話。

ある銀行は経営が危機に陥りかけていました。証券はほとんどが信用されず、銀行の取引はほとんどが手数料のみになってしまい、経営が下降状況にありました。そんな中、ある一人の男が言います。住宅ローンを証券として扱おうと。みんなはその男の演説がとても上手だったので、信用し、住宅ローン証券として扱いました。するとどうでしょう。投資家たちは住宅ローン証券は安全だと思い、たくさん買います。銀行は取引手数料で大儲かりです。しかし銀行はとうとう禁断の手段に出てしまいました。今までは投資家が信用できないといって、投資しなかった住宅ローン証券をまとめて売れば、リスクが下がって安全になるという看板を掲げたのです。しかし、これを実行するには、信用を決める「格付け機関」の最高判定が必要でした。「格付け機関」は投資家や、市民のためにしっかりとした判断をするための場所でした。「格付け機関」はそれに対して最高判定を出してしまいました。投資家のみんなは安全と保障されたので買いまくります。しかし、投資されなかった土地というのは、すでに人がいない空き家や、廃村地帯も含まれていました。ここで疑問を持った投資家が現れました。「本当に安全なのだろうか」と。彼はみんなが信用しきって安全だと思っている土地を見に行きました。想像を絶するひどさでした。彼は危険にいち早く気づき、みんなに危険だ。ここで空売り(投資の逆で、上がったら儲けが出るのではなく、下がったときに儲けが出る)しよう。とみんなに呼びかけますが、だれも信用しません。いや、信用したくなかったのです。しかし、物事に嘘が混じってしまうと、いずれは崩壊します。とうとう事実が明るみに出て、怖くなった人々は一斉にサブプライム(まとめた住宅ローン証券)を売り始めます。すると世界には大きく混乱が訪れました。世界の会社ともうたわれた会社がどんどんと経営困難に陥りました。とうとうその会社の一つが破産申請をしてしまいました。世の中ではこれをこういうそうです。リーマンショックと。

どうでしたでしょうか。これでもまだ、関係ないじゃんと思われる方が多いと思います。では本題に入りましょう。

信用貨幣

信用貨幣はその貨幣が信用によって発行されていることはご存じですよね。お札はまさにそれです。逆に硬貨はというと、それは日本政府が作ったものです。今お財布がある方は是非見てください。お札には日本銀行券と書かれています。硬貨には、日本国と書かれています。これが重要です。お札は日本の信用で成り立っています。しかし、お札は年々増えていることはご存じですか?そうです。増えているんです。それはなぜかといいますと、日本がもう限界だからです。日本が限界だからお金を沢山刷ってみんなにばらまいて金融を盛り上げようとしたんです。しかし、これは不幸な現実迎えます。疫病が蔓延して日本は見せかけで上げてきたGDPがとうとうマイナス値へと移行してしまいました。これが何を表すのか?日本経済の衰退の宣言を意味します。世界ではすでにGDPがこれ以上マイナスにならぬように感染症対策を捨てて経済活動をスタートしてます。しかし日本はどうでしょうか?経済活動が本格的に復興したことははっきり言います。ないです。このまま続けていくと、日本は破綻します。

長くなってしまったので、今回はこれまで。明日は後編を上げます。

your support will support me