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65歳からのお金の勉強してきたよ:暮らし派FPの家計カイゼン日記411日目

おはようございます! 昨日はみっちり6時間、ねんきんと税金の勉強をしてきました。FPが学びにいく、FPの先生という立場の方からZoom講義を受けました。リタイア後のお金の設計、濃かったなー
(おことわり:記事内に繰り下げの最適年齢の答えはありません。個人の条件で結果も左右されるからです。)

65歳からのお金の講義で学んだこと
*繰り下げ受給は何歳が適当かを計算する方法。
*65歳以降の健康保険と介護保険料の負担はどれくらい?
*上記の負担割合はどうやって決まるか。
*保険料を払えない場合、どうなっちゃうの?


繰り下げ受給という、お助けカード


ひと月遅らせるごとに、0.7%受給額が増える老齢年金

5年延ばすと、0.7%×60か月=42%増額 !!  うほ♡ 1.42倍になる!
10年延ばせば、0.7%×120か月=84%増額 !!  うほほのほ♡ 1.84倍!2倍弱ですよ。

FPよーこ個人としては、健康に気を遣っているし100歳まで現役のつもりだったので、iDeCoとNISAと事業所得で、60歳~75歳まで乗り切り、75歳から繰り下げ受給しようと思ってました(^^;)


お助けカード、使う?使わない?

しかし、このお助けカード、使うタイミングが難しい。
という話を学んできました。
損益分岐点(ある年齢以上まで存命なら、払った保険料に見合った年金額をもらえる)について、マネー記事や新聞で扱われますが、その本文に”社会保険料を含めずに試算”と書いてあったら、要注意とのこと。

退職金やiDeCoの受け取り方によっては、年金所得が増え、所得税が上がってしまいますが、社会保険料を計算する元となる所得のランクがあがってしまい(現役世代並みに働いているシニアは保険料が高い)医療費・介護費用の負担額も重くなっていくという話でした。


75歳からの医療費が1割負担ですむのと、3割負担になるのでは、家計へのインパクトが違う


たとえば、繰り下げ前の74歳のよーこばあばが、
いつもの高血圧の薬を処方してもらって、整形外科で膝関節症の赤外線治療受けて、毎月1万円の医療費の実費負担があったとしましょう。

誕生日がきて、あー、やっと、75歳になったわ。
繰り下げ受給で、1.84倍に増えた、
お楽しみの年金生活が始まったわい♡ 

で、いつもの病院にいつものようにかかったら
月1万円だった医療費が、月3万円になるってことですから。

毎月2万円の増額 、1年なら24万。
100歳までなら、75歳から100歳までの
25年間×年24万で、負担増600万円 (>_<)

よーこばあば、ちょっとショック
整形外科にいく回数を減らしちゃうかも !!
節約グセがしみついているっ(^^;))


社会保険料を考慮した計算をすると
このような、繰り下げ受給の負の影響
もあるという一例です。

こうした保険料の負担額については、個別のケースで判断しますので、これが年金や社会保険のとっつきずらいところですよね。


クライアントさまにも個別具体的な事例でご相談にのれるようにしようと、ふんどし締め直しました( `ー´)ノ☆

ではでは、また明日☆


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