魂の叫びを聞け!/Eden『Psyche's Butterfly』かんそう
私史上こんなに心揺さぶられるアーティストがいたかなあ?!と思うわけですよ。
自宅から近い場所で予約すればよかったものをフラゲ日が祝日であることを失念し
「仕事帰りに受け取ればいいや♪」
と職場の近くで予約してしまったがために町場へと繰り出すことになりました。あほすぎ…
あほなおたくが今年も新曲で爆泣きした回です。
☆『EXCEED』についての感想はこちらをご覧ください♪
大号泣『Psyche's Butterfly』
昨年『楽園追放』発売の際、Edenのおたくになったばかりの私はCメロの歌詞に衝撃を受け、爆泣きしながら聴いていました。
縦横無尽に入り乱れるサウンドがぴったり一つに重なって、美しいハーモニーを奏でる。
ぴかぴか輝く歌声から歌詞にフォーカスを当ててみると、出生やアイデンティティといった
「自分自身をかたちづくるもの」
が見えにくかったり、人にゆだねざるを得なかった4人が「自分はどうありたいか」という欲望を歌っているではありませんか!
天上からの支配を歌ってきたEden『らしくない』力強い歌詞は、新しいステージに突入したEdenの決意のように感じて、ただ泣くことしかできなかったことを今でも覚えています。
*
なんやかんやでEdenのおたくになって1年がすぎ、色々な人との出会いがある中で
「Edenとは何か?」「七種茨とは?」を考え続けてきましたが、答えなど出るはずもなく。
なので『サイキス』の感想も
「なんかわからないけどすごかった、今年もやっぱり泣きました」
になってしまうのですが、それじゃあnoteを書いている意味がないのでわからないなりに頑張って書いてみようと思います。
*
サウンドだと、『ジェネシス』以来のコーレス曲ですごくうれしかったです。
よくよく考えてみるとEdenでコーレスができる曲って『THE GENESIS』だけな気がするので4年ぶり…?
Eden実装当時の私はそもそもあんスタをプレイしていないのであまり偉そうなことは言えませんが、たぶん合っていると思います。
スタステやスタライで
とか
とか!
とか!!やりたくないですか?!!?
私はす~~~~~~~っごくやりたいです!
天国と地獄コール、や、やりたすぎる…!
はたから見たら物騒なコーレスですが、まあ、それは、それで。
最後の最後までコーレス要素もりもりなので絶対ライブで盛り上がるじゃ~んとなり、アガりました。
あとは、Bメロの3連符や2番終わりの間奏が気持ちよすぎて情緒がめちゃくちゃになったかと思えば、Cメロ終わりで鐘の音が響き渡った瞬間勝手に涙が流れてくることや
何気にEden楽曲で金管サウンドやピアノが出てきたのは初では?といった驚きなどありますが、一番「好きだ~」となったのはコーレス要素がてんこ盛りというところですね。
逆に歌詞はここから感想にするのはとても難しいです。
というのも、小説ならまだしも詩の読解は苦手で…。感想は今しか書けないので頑張りますが、もし頓珍漢なことを話していたらごめんなさい。
*
『楽園追放』からEdenは新しいステージへ進んだように思うと述べましたが、新章からの曲が今までと異なるテイストに聞こえても
下地には『Awakening Myth』から『Dance in the Apocalypse』までの神話の世界がちゃんとあって、その延長線上に『楽園追放』や今回の『EXCEED』『Psyche's Butterfly』があるな~と感じられるのがすごく好きです。
『EXCEED』は漣ジュンの要素が全面に出ている曲でしたが『サイキス』は『EXCEED』と同じ構図を感じつつ、凪砂・日和・茨・ジュンそれぞれのバックボーンを彷彿とさせる歌詞で聴きごたえがあります。例えば
という歌詞ひとつとっても
凪砂にとっての影
日和にとっての影
茨にとっての影
ジュンにとっての影
みんなそれぞれ違うので、
「○○にとっての影」ってなんだろう?と考えるといろいろ想像できて面白いです。
私は茨が好きなので「茨にとっての影」ってなんだろう?と考えてみましたが、まず思い浮かぶのは民間軍事施設時代のことかなあ。
「いつ死ぬかわからないけど生きるしかない」ことや、弓弦のこととか。
2番Aメロの
という歌詞も、それぞれ思い当たる節がやっぱりある。
凪砂と日和が「罪からも知るだろう」と続けますが、ふたりにとっての罪で真っ先に思い浮かぶのは旧fineとしての姿で…。
この解釈が正解ではないとしても
凪砂と日和に「罪」を歌わせることの重さ
茨に「苦しみ」を歌わせることの重さ
ジュンに「憎悪」を歌わせることの重さ
すべてがずっしりと心にのしかかってきて、今回の歌詞は本当に容赦がないなと思いました。
メンバーひとりひとりが背負う過去を「迷える子羊」とそれとなく示唆して、目覚めとしてのAdamとEve、そして覚醒したEden
Aメロは幼体、Bメロは蛹、サビで羽化して蝶になる、みたいなイメージを持ちました。
ですが1曲通してそれぞれの心の奥底にあるほの暗い、鬱々とした感情をなかったことにせず膨大なエネルギーに変えていく姿は、新章以前の快楽主義的・刹那主義的なEdenから大きく変わったところなのかなとも思います。
天国を歌う凪砂と日和、地獄を歌う茨とジュンというEdenのそもそもの関係性は崩さないし、創世神話があることは変わらないけれど
楽園を前にして「自分たちはどう生きるか」へシフトしたEdenの新たな可能性を感じています。
あとは…明確に「愛」という歌詞が出てきたことに驚きましたね。
生とは何か?死とは何か?何が欲しいのか?何が必要なのか?という問いの答えが「愛」とは………。
そのうち出てくるだろうし、出して欲しいなと思っていた言葉ではありましたが、まさかここで出してくるとは思わずびっくりしました。
Adamが野を拓き、Eveが遍く人々を誘い、Edenが愛を与える。
Edenにとっての『愛』は与えるもの
それを改めて歌で示してくれたこと、嬉しかったです。
*
「アイドルでいること」に命を懸ける凪砂と日和、「生きること」を渇望する茨とジュン。
数奇な運命で結ばれた4人が混ざりあったEdenが届ける『愛』
歌が終わったら文字通り燃え尽きてしまうんじゃないかと心配になるほど、過去・現在・未来すべてのEdenが詰まった1曲。
リアルタイムで聴ける喜びを噛み締めながら、この曲との思い出を増やしていこうと思います。
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