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便利な画材【スーパーチャコペーパー】

今回は画用にも使える転写紙スーパーチャコペーパーの紹介になります。

カーボン紙というとわかりやすいと思います。
このスーパーチャコペーパーは写した線を水で消す(薄くできる)ことができるので線の残りを気にせずに使える優れものです。


⬇︎簡単な動画を制作しました。
*スーパーチャコペーパー(黒)で描いてみて、水で消してみました。そして最後に通常のカーボン紙も使ってみて比較しました。

以前から何度か使用しているスーパーチャコペーパーを使っています。これぐらい使用感があってもまだまだ使えます。

メリット
・写した線を水で薄く、または消すことができる。
・筆圧で写す線や字の濃さを調節しやすい。
・黒、白、青のバリエーションがある。
・何度も使える。
・布やその他の素材にも使用可能。

デメリット
・少し値段が高い印象。
・写した線を数日間放置しておくと薄くなることがある。または水で取れなくなることがある。(個人的な体験談)
・紙質や筆圧によって写した線や字を消しにくい時がある。(要実験)

日本画の制作では線を何度かトレースする必要があるので、スーパーチャコペーパーをよく使用します。線を薄くすることができるので後々の色を載せる際にも邪魔になりにくく、また絵自体の邪魔になることがないので重宝しています。線が消えないと結構厄介なことになるケースがあったりするので。


ちなみに昔の日本画家は甘い日本酒を水干絵具に混ぜてそれを紙に塗り、念紙というものを自作してトレースに使用されていた様です。


⬇︎この記事で紹介しているもの

⬇︎白く写せるタイプ。

⬇︎小さいタイプ(灰色、青、白の3色セット)

⬇︎バラ売りもあります。(各色有り)


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京都府在住。画家(アクリルor膠彩画)。現代社会に生きながら、人々の痕跡を見て暮らしています。人が沢山いる所に居ても、なぜか寂しくなるだけ。だから『何か』をして楽しみたい!というのが行動動機です。