冬の旅の思い出。

二回目の投稿となります。

初めての投稿に、「スキ」を付けて下さった方がいて、感動しました。本当にありがたいことです。反応して下さる方がいるということは、続けるモチベーションが更に上がっていきます。

気付けば、今年ももう師走。本当に時が過ぎるのはあっという間だな、と感じます。

寒さも日々増していき、冬を実感する日々。今日は、冬の旅の思い出について綴ってみたいと思います。

会社員として働いていたとき、年末年始のお休みにベルギーに一人旅をしたことがありました。

年末のベルギーはとても寒く、出かける際にはホッカイロを貼っていました。街中ではクリスマスマーケットが催されていて、華やかな雰囲気でした。ホットワインの良い香りが漂っていました。

ベルギーは首都ブリュッセルから電車で色々な町に行くことが出来ます。わたしも電車に乗ってヘント(ゲント)という町まで行き、聖バーフ大聖堂というガイドブック等にも載っている有名な教会に行ってみました。そこには、『神秘の子羊』という、西洋絵画の歴史的な作品(その当時、詳しいことは知りませんでした、、)があります。わたしも、音声ガイドも借りてその絵を見物しました。教会の壮麗な雰囲気と相まって、神聖な気持ちでその大きな祭壇画を見つめたのを覚えています。

その教会は上まで登れるようになっていて、上からヘント(ゲント)の町を一望出来、とても清々しい気持ちになりました。

旅には色々な出会いや発見があります。大きなことも、ちょっとしたことも。その時の旅も色々なことがありました。例えば、ちょっとしたことかもしれませんが、ベルギーまでは、オランダのスキポール空港でトランジットをして行ったのですが、オランダの空港のトイレの便座が、高くて足がつかなかったことを覚えています。(なんでそんなことを思い出してしまうのでしょう。笑。)

話が少し逸れましたが、この旅で印象的だったことは、後日談です。自分にとってちょっと不思議なことが起きました。

年末年始をリフレッシュし、また仕事が始まってからしばらく経った頃だったと思います。私はその頃、書籍を扱う仕事をしていました。

ちょっと仕事の状況が厳しい、しんどい、、と感じていたときに、ふと何気なく、商品チェックだったか、伝票を挟むためだったか、商品の書籍を開いたら、何とそのページに、ベルギーで見た『神秘の子羊』の絵画が載っていたのでした。

そのとき私は、誰にも知られることなく、ひっそりと、心の中で「・・・な、、なんとぉ~~~!!!」と叫びました。笑。そのくらい、自分にとっては印象深い出来事だったのです。その絵について、ベルギーに行くまでほとんど気にしたことも、普段目にしたこともなかったので、余計に、です。

人生には、そんなちょっとした偶然、もしかしたら必然?の面白い出会いがあるものなんだなあ、と感じると同時に、意識すること、が、そのような偶然を呼び寄せる、ということもあるのかもしれない、と感じた出来事だったのでした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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