長野市の小さなゲストハウス・1166バックパッカーズの飯室がゲストハウス経営の悲喜交々を綴ります。現場の話からスタッフ育成、宿をこれからどう育ててゆくか大きな声で言えない葛藤なん…
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2024年5月の記事一覧
交流宿だが触れない流儀もある
遠方の他業種の方とZoomで打ち合わせ中、宿で起こるアレコレをなんとなく話したところ、「えー、そんなことが起こるですか〜!!めっちゃおもろいやないですか〜」というようなコメントをいただいた。確かに宿をやっていると、日々いろんなドラマティックなことが起こる。ある種ネタの宝庫だ。
宿で起こるアレコレ、パターン①
例えば宿で出会った2人が結婚したり、地球のあっちとこっちに住む友だち同士が数十年ぶ
その旅人を信じていいのか?
少し前のこと。
「旅中に財布を無くした。知り合いが以前1166バックパッカーズに宿泊し、親切な宿だったと言っていたので、助けてくれるのではないかと思い来た。2~3日、仕事を手伝うので泊めてくれないか」
玄関に現れたその男性は、要約するとそんなことを頼んできた(私は不在のタイミングだったので、スタッフがどう対応していいかわからずに電話をかけてきた)。さぁ、あなたなら、どうする?
これが日
1166バックパッカーズの採用基準とは
「どうして私を採用してくれたか、わからないです」
働いているスタッフからそんなことを言われた。つまり、偶然なのか必然なのか、今じぶんはここで働いているけれど、採用の基準はどこにあるのか、と。
面談をしている自分のなかではしっかりと理由があるんだけれど、それはあくまでも飯室個人のなかに存在している理由で、採用基準、つまり「属人的・感情的な評価によって合否に悪影響が出るのを防ぐのに有効な基準」と