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どうか溶けてよin2022

水道凍結疑惑である。年末年始の帰省を終え、決意を新たに2022年の活動をしようとしたところの、水道凍結疑惑である。新年特有の、新品の気持ちもあっという間にどこかへ行ってしまった。確認すると、台所の水はでる。トイレも流せる。ところがシャワーは流れない。風呂もはれない。どうやら部分的に浴室の水道が凍結した模様である。普通に泣きたい。

なんとかしてくれるわけではないが、なんとかなるかも、と一縷の望みをかけて管理会社に電話する。「多分凍結してると思います。溶けるのを待ってみては?業者を呼ぶと自己負担です。」自己負担、の声が少し暗くなる。わかる。わかるよお客様に不利益なことを伝えるときって声がワントーン下がっちゃうよね。あぁ、そしてどうにもならないよね。最近、我がアパートの管理会社が大きいところに変わった。以前ならすっ飛んで見に来てくれたが、今はそうもいかないらしい。電話を置く。

とてもとても悔しい。水抜きをしていない、と言うならわかる。だが、私は水抜きをして家を出たはずなのだ。あまりの悔しさに、「水抜きしたのに」とtwitterの検索窓に打ち込み、仲間を探す。検索結果を見るとやはり「水抜きしたのに」凍結した人は一定数いるようだ。もしかすると、水抜きの仕方が悪かったのかもしれない。ただどうしても「自分はキチンとやることをやったのに」という気持ちになってしまっていたので、精神安定済代わりにツイートを読みウンウンわかると首を振っていた。中には「水抜きしても凍結するときは凍結する」という達観したツイートもあり、非常に勇気をもらった。

というか、むしろこんなに素人の水抜き失敗例があるなら、プロに頼んだ方がよいのでは・・という気持ちになってくる。それか、凍らない水道管を作るか。試しに「凍らない水道管」とググってみたが、「水道管を凍らせないために、水抜きを!」というタイトルが一番上に出てきて大分ゲンナリした。どうやら現世は水抜きからは逃れられないようである。

とりあえず、凍結してしまった水道を溶かすために暖房をガンガン入れて、お部屋を暖めている。明日の昼頃まで溶けなかったらおとなしく業者に電話しよう。なんとか気持ちを保つと、同じく泣きそうになっている友達から雪に埋まった車の写真が送られてきた。やはり自然は脅威である。そして年末に届いた健康診断結果を見て、n回目のダイエットを決意する、そんな2022年の幕開け。


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