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【Record#3】

新型コロナウイルスの影響で常時マスクを使用しているため、ヒゲ剃りをさぼっている今日このごろです。


前回は、「制限」と「決めること」について書かせてもらいました。今回はその続きで、「やらない事を決める事」について書いていきます。

様々な企業や職種があると思いますが、大抵どこの企業でも事業年度はじめには新しい目標や具体的な取り組みを決めて実行していくと思います。

新年度がはじまって自分も今勤めている企業、部署で新たな目標を立てる時期になっています。

そこで前回にも書かせてもらいましたが、新しい目標を決めて具体的な取り組みを決めると思いますが、ここでさらに、その裏で決めてもらいたい事が「やらない事」です。

キンコン西野さんのVoicyでも制限突破力という内容で、すごくわかりやすく話をしてくれています。非常に有益な内容です。

https://voicy.jp/channel/941/64445


自分の場合で言うと、あえて「やらない事」を決める事で、「制限」をつくり自分が変化できる環境をあえて作る。

理想をいうと、既成概念や組織の慣習や業務の根幹になっている事などに着手できると個人的には、ものすごく面白いと思うが、とても大きなエネルギーを使うと思うので、まずは、自分でコントロールできる事からはじめてみる事をオススメします。

具体的な例をあげると、5年前に決めた事が「仕事中は昼休憩をとらない」という事と、「空気を読まない」という事を決めました。

これはあくまで自分にとってはプラスになっているので万人にオススメできるとは思っていません。

どういう事かというと、「仕事中は昼休憩をとらない」と決めてから、色々な方に「どうして昼ご飯食べないのですか?」と何度も聞かれてきました。

自分はものすごく面倒くさがりなので、その度に「仕事柄、食べない習慣になってしまいました」と説明をしてきました。

本当の理由を説明すると、小学校~就職の過程の中で時間割が決められていて、お昼には食事を摂って休憩をするという習慣に今までは疑問を感じる事すらなく、それが当たり前になっていました。

それが間違っているとも思っていませんし、医学的にも15分の浅い睡眠が良いとか、朝昼夕の三食の食事が大事という話もあるので、そのとおりなのだろうとも思っています。

ただ、あくまで自分にとって、その習慣が自分に合っているかと考えると疑問がありました。なぜかというと、肉体労働から事務仕事中心となった時に、当然のように昼休憩時間が決められていて、食事をすませて休憩をしてからまた仕事を再開した時、たいてい眠たくなる。

眠たくなる事で、集中力がおちて作業効率も悪くなり、生産性がおちる。よくよく思い返してみると小中高と学校の授業の時も同じで、午後の授業が特に眠気との戦いで授業の内容なんか全く頭に入ってこなかった記憶がある。

仕事柄、医者や看護師と話をする機会も多いので、その原因が何か教えてもらったところ、食事をした後は、体中の血液が胃に集中するため、頭にまわる血液が少なくなるため眠たくなるという事だった。(以外と当たり前の事らしい)

そりゃ、眠たくなるわ、脳の機能も落ちるわで自分にとっては逆に効率が悪いと疑問に感じたため、「仕事中は昼休憩をとらない」と決めました。

最初はお腹がすいて仕事に集中ができないという事もありましたが、山を超えるとすぐに空腹ではなくなります。ちなみにこの現象はAutophagy(オートファジー:自食)というらしく、詳しくはググッてもらえればGoogle先生がやさしく教えてくれます。

他の人はお昼に休憩をしているため、連絡を取り合う仕事はしにくいが、その代わりに事務処理作業に集中して取り組めたり、勉強をしたり効率良く時間を使う事ができている。

あとは、「あいつは昼休憩もしないで、いつも仕事をしている」とがんばっているという良い評価をしてもらえれば錯覚資産になったりするかもしれないですね。

しかも、今までは健康診断では中性脂肪や肝臓の数値が毎回「要経過観察」だったのが(お酒もタバコもしていないのに)、仕事中の昼食をやめてから、健康診断では毎回「異常なし」になり数値も基準値になりました。

仕事以外では昼食は食べているし、体重も身長に対して標準値をキープしています。

改めて説明すると、決められた時間割や昼休憩という既成概念が間違っているという事ではなく、あくまでも自分には合っていないのではないかという疑問と、時間は有限なので効率よく使うにはどうしたら良いかという観点で、「仕事中は昼休憩をとらない」という事を決めました。

次回は、もう一つの「空気を読まない」という事を決めた事についてまとめていきたいと思います。


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