副業初心者は個人主催イベント開催を検討してみた方が良い3つの理由
こんにちは。
イベントづくり先生のオーガナイザーM(@organizermanual)です。
今は、働き方改革で職場で副業が解禁されたり、折からの物価高で生活費の足しに何かしなければ…と副業を検討している方が増えています。
副業といえば…?
・コンビニや警備員などアルバイト
・UberEats配達員
・セドリ
・アフィリエイト
・不動産、FX、NFT投資
ググると色々あるけれど、いまいちピンと来ず、自分にできるか不安を感じる方も多いと思います。
そんな悩める副業初心者さんには、個人主催イベントをお薦めします。
この記事では、イベント副業がお薦めな理由やメリット&デメリット、向いている人の特徴などをご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、副業初心者でも比較的簡単に取り組めて、学びも多い個人主催イベントをあなたの副業の選択肢に加えてみて下さい。
個人主催イベントが副業にお薦めな3つの理由
個人主催イベントが副業として優れている理由は、ビジネス経験がない方でもとっつきやすくて、経営スキルが身に付きやすいからです。
詳しく見ていきましょう。
1.元手や知識ゼロから始められる自営業
今、サラリーマンやアルバイトとして働いている方は、副業に自営業のような異なる働き方を選ぶべきです。
詳細は副業指南コンテンツに譲りますが、根底には「どこで収入を得るか?」という考え方があります。
本業が従業員であれば、副業には自営業かビジネスオーナー、投資家などを選ぶべきとなります。ただビジネスオーナーには経験が、投資家には原資が必要なので、多くの方はまずは自営で仕事をしてみることになります。
自営と言っても、ケーキ屋さんを始めるには元手が必要です。税理士や会計士、プログラマーになるのにも知識や資格が必要です。
その点、イベント開催は特別な経験や知識が無くても始められるし、また元手ゼロで、低リスクに事業を行えます。
2.リスクとリターンのコントロールが簡単
2つ目の理由は損をしづらいということです。
あなたは「忘年会やBBQの幹事をした人が大損しちゃった」という話を聞いたことありますか?
よほど下手を打たない限りそうそうない話です。なぜなら、人数が決まった段階で必要な経費は分かっていて、会場に支払う前にお金を集るからです。
イベント副業もこれと同じ。無理に大規模にしなければ比較的回収が容易なビジネスですし、開催前のリスクをほとんどゼロにすることも可能です。
例えば、BBQでは開催前に肉や野菜を購入しておく必要がありますが、参加人数が分かっていれば実質的なリスクはゼロです。
収入の種類が①チケット等の参加費、②出展料等の負担金、③協賛金くらいしかないのも、初心者でも売上予測を立てやすい理由です。収益予測の範囲で経費を支出すれば必ず利益が残ります。
このように初心者でもリスク調整がしやすいビジネスは意外と少ないです。
3.最初から売上が立って続けるほど収益が得やすくなるストック型ビジネス
ビジネスの基本講式は…
(売上)ー(経費)=(利益)
…なんてことは社会人をやっていれば基本のキですが、自分でやってみると意外と売上を立てるのが難しいことに気づかされます。
例えば、不労所得に繋がる副業として人気のアフィリエイトで初めて売上が立つまでには半年から1年は掛かります。その後も、月1万円稼げるアフィリエイターは10人に1人くらいです。
その点、個人主催イベントは「来月、参加費2500円の勉強会をやります」と打ち出して1人来てくれたら初売上が立ち、4人来れば売上1万円達成です。
売上1万円でも、使用料2時間2000円の公民館を借りて、あなたが講師ならば印刷などの諸経費を入れても初月から収益化が可能です。
参加者1人でも、自宅からZoom会議を使えば利益が出ます。
更に、同じ勉強会を続ければ参加者の紹介や口コミによって徐々に参加者が増えていきます。そうしたお客さんの中から徐々に主催であるあなたのファンになってくる人が現れ、だんだん常連さんが増えていきます。
熱心なお客さん同士は繋がってコミュニティ化します。そこまでいけば集客は安定し、あなたの仕事はコミュニティの参加者が喜んで足を運び続けたくなる企画を考えることになります。
このように、繰り返すほど規模が拡大するストックビジネス的側面があるのが個人主催イベントの特徴であり、他の副業にはない大きなメリットです。
イベント副業が向いている人の3つの特徴
ということで、初心者には良いことだらけに見えるイベント副業ですが、もちろん誰にでも手放しでお薦めできるということではありません。
特徴1:ひと付き合いが苦ではない、むしろ人たらし
個人主催イベントをやっていく最大の魅力であり、ネックでもあるのは、濃密なひと付き合いを避けられないことです。
上得意なお客さんほどあなたのことが大好きになってくれます。嬉しいことですが、時に煩わしく感じることもあるでしょう。
また、一定の規模を超えれば、ボランティアにしろアルバイトにしろ、協力スタッフが必要になります。この点は、一人で完結できるUberやセドリやアフィリエイトなどと明確に異なります。
一人で努力するのが好きな方は別の副業が向いているかもしれません。
特徴2:新しいことや調べごとが好き
事業の中で多くの人と関わるということは、新しいことや不慮の事態に遭遇することも多いのがイベントの楽しさであり、面倒くささです。
冒険っぽいことにワクワクする性格ならきっとこの副業は週末を華やかにしてくれます。逆に、仕事以外は穏やかに過ごしたい方にはちょっと騒々しくなり過ぎるかもしれません。
新たなことに出会うことが多いと、それについて調べる機会も増えます。
マスト条件ではないものの、知識欲や好奇心がある人ほどイベント副業をスムーズに立ち上げることができると思います。
特徴3:将来的に別のビジネスを考えている
個人主催イベントで副業として月に数万円から数十万円を稼ぐのは比較的簡単でリスクも少ない反面、大きく稼ごうと思うと相応のコストがかかり、その分のリスクを取る必要が出てきます。
月に百万円単位のお金を動かそうと思うと、時間的にも副業では厳しくなってくるはずです。私の場合は、メインで行っていたイベントの動員が1000人を超えた頃に独立を意識しました。
ただ、小規模な間でもイベント副業は経営スキルがめきめきと身につくので、独立は驚くほどスムーズでした。イベント副業を経て居酒屋を出展したり、広告エージェントとして独立したり、自分のアパレルブランドを立ち上げたりと、その後の独立に繋げた友人もたくさんいます。
イベント副業は独立願望のある方の学習教材として非常に優れています。
まとめ
ということで、noteの副題でもある「個人主催イベントがなぜ副業としてお薦めなのか」についてまとめてみました。
初期段階では取っつきやすくてリスクも少ないので、向いている人の3つの特徴の内、どれか1つでも当てはまっていたらぜひ副業の選択肢としてイベントも加えてみてください。
きっと、UberEatsの配達員として雨や風の中を走り回るより、幾分かは有意義な人生の始まりに立つことができます。
次回からは、より具体的な個人主催イベントのノウハウを紹介していくので、この記事が面白かった方はぜひフォローをお願いします!
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