― 「ところかまわずナスかじり」第258話 最高裁判所でできること ―

弁護士「裁判長!どうか、被告におむつを履かせてやってください!」

検察「異議あり!裁判長、被告は何も漏らしておりません!」

弁護士「いや、今漏らしてる、漏らしてない、という話ではなくてですね!これから漏らしそう、ということなんです!裁判長、見てください!被告のこの体の震えを!明らかに被告は便意をこらえております!」

検察「意義あり!裁判長、被告の震えは加齢によるものであり、決して便意を覚えてのものではございません!」

弁護士「いや、これを見てください、裁判長!被告の腕には確かに‟鳥肌”が立ってます!」

検察「意義あり!裁判長!このように時間的変化の激しい、また、相対的な性質のものを証拠として認めるわけにはいきません!」

弁護士「裁判長!ほらっ!聞いてください・・・・・」

被告「も、もれる・・・・」

検察「意義あり!裁判長!この証言は偽造の疑いが非常に濃厚です!でっち上げです!」

裁判長「・・・・もうなんか。・・・・どうだろうねぇ。」

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