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踊りだせば、

ワンマン後いくつかの対バンがあって、
ライブで踊るのがだんだん当たり前になって来て、
まだ上手く自分を扱いきれない部分もあるけれど、とても楽しい。

踊るのって楽しい。


ダンスをちゃんと習ったことは無い、でも、遡れば自発的に踊っていた時期もあった。
無縁じゃなかった。


記憶がだいぶ曖昧だけど多分中学生くらいの頃
ニコニコ動画にハマっていた時期があって、ボカロも聴いたし、歌い手、踊り手の動画もたくさん見てた。

ニコ動に上げはしなかったけど、自分の歌ってみたをサイトに載せたりもした(何年も前に閉鎖したサイトなので言えること!笑)

とにかく好きになったものを自分でもやってみたくて、踊ってみた動画も当然のように真似した。
一番最初に覚えた曲がハッピーシンセサイザ、だったことだけ覚えている。
誰に見せるわけでもなかったけど、単純に楽しかった。

同じく中学生の時に部活でミュージカルをやっていたので、そこでの経験もきっと今に活きている。
表現の原点。


その後はPerfumeが大好きになって、また同じようにダンスを覚えたりもした。
めっちゃ難しかったけど、彼女たちのパフォーマンスが美しく見える理由を、実際に真似することで少し知れた気がする。
体の角度で見え方が違う…!という感覚を得たのはPerfumeさんです…本当に好き……。

Perfumeさんのライブで、一緒に踊ろう!みたいなコーナーがあるんですけどその時にも角度とか、手の向きとか、拍の取り方とかちゃんと指導してくれるんですけど、
本当にそういうの大事ですよね…これが当たり前に染み付いている方たちなんだよなぁ…というのを感じます…
それでだんだん客席の動きが揃っていくのも本当に気持ちいいんですよね…最高。


ん、
オタクが出てきちゃったね。


大学生になってからは授業でバレエの基礎レッスンと、とあるコンテンポラリーダンスの先生のメソッド(私は修行と呼んでいた)を受ける機会があったので、わりと真面目に頑張りました…。
普通にしんどかった、笑
でも、自分の体を知る、体の扱い方を知る時間だったんだと思う。
なぜそれをやらなきゃいけないのか、って、後から気がつきがち。


役者時代に出演した舞台で踊ることもあった。
振付がされているものもあれば、ダンスというよりは身体表現寄りなこともあって、役としてそれをやるのが楽しかった。
この子ならこういう踊り方するだろうな〜
ここは考え過ぎたらつまんなくなるな〜
作品に合うものを見つけるのが楽しくて、でも技術が足りないのが悔しかったりもした。
私の体だけど舞台上では私の体では無いから、振付一つ、動き一つに全部動機づけをしたりとか、スキルが追い付かないなりにそういう、自分の中で詰めていく作業が好きだった。


今はアイドルラッパーとして踊っている。
ライブが楽しいから、その気持ちがお客さんにも伝わって、一緒に楽しい!になれたら良いなと思うし、
曲の世界をダンスでも更に伝えられたら良いなとも思う。

表現出来ることが嬉しいし、楽しいです。
私にしか出来ない、オガニにしか出来ないことを、もっと大きく広く知ってもらいたいなあ。

スキルが伴えば説得力も増すの、
皆が振り向いてしまうような、ライブにしたい。


新しい武器が楽しくて、好きになれるもので、良かった。
もっと頑張れるから、見ていてね。

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