人を喜ばせたい癖とそのリスク
将来起業したいと考えている「過去の自分へ」
基本的に、人を喜ばせることが好きだよね。
冗談を言ったり、笑わせたり。
選んでいる仕事も接客だったり、調理だったりと何かしら提供したものに対して、相手の反応を感じ取れるようなものが中心だ。
これらの仕事は「サービス業」なんて呼ばれたりしているけど、実際のところ、今の僕から言わせるとつまり「奉仕活動」に喜びややりがいを感じられるものの括りだろう。
そういえば、中学生ぐらいの頃もクラスでTVゲームか何かの話題になった時、自分はそのゲームを持っていないのに、持っている友達のために攻略記事を自宅で何時間も掛けてコピーしていたよね。
しかもこれは頼まれてもいなかったはず。
もちろん、見返りもなかった。
でも、それが君の喜びであることを知っている。
ただ、言わせてほしい。
このクセは今すぐやめたほうがいい。
君は今後起業した際、人の喜ぶ顔が見たい一心で、他人(とは言っても見知らぬ人間ではない)のビジネスの販売促進のために、貴重な資金や時間を投入する。
しかも君のことだから、その時は損得勘定が抜けているんだ。
結果、確かに感謝はされども、自分の懐は暖かくならない。
つまり、ビジネスとして成り立たない。
人のために貴重な時間やお金を使う前に、もう一度立ち止まって考えてほしい。
何かを手に入れるということは通常労力を要するが、失うことはたやすく、ダメージも大きい。
こればかりは損得で考えろ。
そしてその時は数字からも逃げないこと。
自分が幸せになるための手段が起業であることを忘れないでほしい。
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