見出し画像

つながらない権利の本当の実態は!?

「つながらない権利の実態」という記事を読んで驚きました。そんな権利が世界であったなんて。

しかも、記事には次のように書いてあります。
「雇用法の世界で流行があるとすればそれはつながらない権利だろう。この6年間で、欧州や南米など多くの国が、就業時間外には業務関連の連絡を遮断する権利を従業員に認めた」

知らない間にブームになっており、このコロナを含む6年間で多くの国で認められた権利であると。

ただカラクリが見え隠れするのは「欧州や南米など多くの国が」という部分です。アメリカや中国は含まれていません。

時代の流れから欧米型の働き方が日本に導入されてきても、アメリカや中国で導入されていないものはまだまだ日本への導入(侵入?)は遅いのでは?と思いました。

その上で、こういう突飛な考え方が意外に調和をもたらすのかもしれません。

この権利そのものが浸透していくのではなく、そこから各国の文化や需要、あるいは構造形態によって咀嚼(そしゃく)されて、希釈(きしゃく)されてちょうど良いものに収まるというものです。

そのため、記事の最後でも次のように書いてあります。
「だが、有権者には教訓がある。見せかけの政策にはだまされないことだ。新しい法案を妙策と思おうが愚策と思おうが、まずは政府がその法律をどのように運用する計画なのか問いただしてみよう」

そういうことなのだろうと思いました。

しかし、ここでさらに考えたのは「つながらない権利の実態」の行きつく先はAIやロボットなのではないか?というものです。

もちろん、AIやロボットに作業の終わりはなく故障するまで稼働するでしょう。
今言いたいのはそこではなく、これは人間に対する権利なのか?という部分です。

あまりにも人間関係に対するいとなみがない気がします。スイッチの電源オンとオフを切り替えるような権利が果たして人類共通に馴染むものなのか、世界で考えたいテーマではないでしょうか。
#つながらない権利 #働くとは
#働く権利

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?