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インドは世界をけん引するか!?中国でもなく、サウスとの影響がカギ

「サウス、世界成長けん引」とインドではなく、グローバルサウスが世界成長けん引という言葉が目にとまりました。

インド準備銀行(中央銀行)のダス総裁にインタビューまでしているのに、インドがけん引するのではないのだと思いました。

しかし、そのすぐ右横のトップ一面の記事で中国減速により世界の製造業の業績が悪化していると書かれていました。

これは世界経済をけん引する勢力の転換、を意味するかのように取れる記事に見えました。しかも、インドではなくグローバルサウスであると。

というのはこれからは一国がけん引するのではなく、グローバルサウスなど多数国をつらねて影響を考慮していくスタンスで考えないといけないのかもしれません。

最近、加盟申請が多いEU、中国やロシアがけん引するBRICSなどなど。

そこでインドは今年、世界一の人口になったと話題になりました。インド中銀総裁のダスさんは先進国入りを47年までにすると宣言しました。

そのために必要な経済成長率7.6%以上の潜在率があるとのたまわっています。それに必要なこととして、インドルピーの国際化があるのでしょう。

「インド中銀は22年7月にルピーによる国際決済の仕組みを導入した」

しかし、まだまだほとんどドルが席巻している中で、これだけでは影響はかなり小さいと思います。

中国の人民元の方がはるかに影響が及んでいるでしょうけど、そこで少しカギとなるのが中国と同じようにやりだしたデジタルルピーです。

デジタル通貨は世界各国で導入するかしないかを検証している段階で、導入しないかもしれない国が多いのではないかと思っています。

そこをつくのであれば影響はでるかもしれません。また、インド株を米預託証券を使わずにできるようになれば投資の呼び込みも増えるでしょう。

とはいえ、7.6%以上の経済成長は本当かどうか疑わしい限りではありますけど。
#グローバルサウス #インド中銀
#インドルピー #デジタルルピー

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