マーガレット

朱色の輪郭で突き刺さった
部屋の片隅、白い花
あの時はいつまで続いてたんだろう
鍵付きのこの場所で続いてたんだろ

飲み過ぎた言葉とその距離が
近付いて、離れて、また離れた
あの時はいつまで残ってたんだろう
鍵付きのこの場所で残ってたんだろ

吐き捨てた言葉が残ってく
2人の心だけ。心だけ
離れる背中に手を振った
気持ちは煙に吐き出して

体に差し込んだ寂しさと
嫌いな言葉を撒き散らした
あの時はいつまで残ってるんだろう
鍵付きのこの場所で残ってたんだろ

言葉の紐はたやすく切れた
ふとした瞬間のその脆さ
言葉はとうに離れたのに
傷跡隠して 隠して

朱色の輪郭で突き刺さった
部屋の片隅、白い花
あの時はいつまで続いてたんだろう
鍵付きのこの場所で続いてたんだろ

背中に張り付いたマーガレット
振り向かない
振り向かない
振り向けない?
容易いものだけで治せるなら
それだけで良いのにな。笑えて

飲みすぎた 言葉と その距離が
近づいて 離れて 離れた
気持ちは
この言葉 煙に吐き出して


随分前に書いた詞です。
死ぬ程好きだった人にボッコボコに振られた時に作って。
今のカミさんがこの曲聴いて「これ演奏出来るようにしたいからギター教えて!」って言ってくれた時はなんか救われました。
随分前の事ですよ。ええ。

今思うと本当に好きだったんだなと思うよ。
ほとんど黒歴史みてぇなもんだもんな。これ
まぁ、今はカミさんがこの世で1番好きなんだけどね。

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