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日本舞踊の塗り絵が作りたくて・・・①子供が喜ぶ、お稽古に行きたくなる塗り絵が欲しい

#イラストレーターにできること というタグを見つけまして、イラストレーターの方が塗り絵や素材を配布されているステキな取り組みをみました。

↑先駆けとなられたサタシュンスケさんの記事

お稽古に行けない子供にも、日本舞踊に触れる機会を提供したい

これを読んで、「よし日本舞踊の塗り絵を作ろう!」と決めました。よーしわくわくしてきたぞ。塗り絵なんて、たぶん30年くらいしてないけど。

日本舞踊教室にはたくさんの子供たちが通っていますが、やはり教室はどこもお休み。オンラインレッスンもあるけど、やっぱり大変なんですね、リモートでお稽古は。大人以上に集中力が続かないし。教室側で準備できてない場合もあります。場所が確保できないという家庭の事情もあったりします。

私としては、仕方ないよね、とも思いつつ、この間に、日本舞踊から心が離れてしまったら・・・と思って、なにかできたらなーと思っていました。オンラインレッスンや動画配信はどちらかというと大人向けのコンテンツだと思うし、子供が楽しく関われるのって、動画であればそれなりに質の高いコンテンツじゃないと厳しいし、それ以外は「食べ物」とか「遊び」かな、と思うと、「塗り絵」っていいよね、と思ったんです。

そもそも日本舞踊の塗り絵は存在するのか

実は、すでにいくつかあるんです。WEBで無料のものは3つほど見つけました。

また、歌舞伎の塗り絵もあります。これはちょっと大人向け。

歌舞伎は大人のファンが多いですから、楽しいかもですね。市川染五郎(現・松本幸四郎)さん監修なので本格的です。

子供が喜ぶ、お稽古に行きたくなる塗り絵が欲しい

「#イラストレーターにできること」を見た瞬間に、塗り絵作ろう、と決めたのですが、目的を何に設定しようかなと思ったときに、次の二つの目的を考えました。

・純粋に楽しんでほしい
・日本舞踊をもっと好きになるきっかけになる

絵本と同じく、子供のころ夢中になったものって、案外大人になっても覚えてたりするから、「楽しい塗り絵」ってすごく可能性あるかも。
楽しいだけなら市販の塗り絵にすみっこぐらしとか、ポケモンとかアンパンマンとか、いくらでもあるわけで、せっかく作るんだから「早くまたお着物着たいなあ」とか、「先生に会いたいなあ」とか思ってもらえるものがいいなと思いました。WEBにあるものも、かわいいのですが「もっと好きになる」には少し物足りないかなと感じました。

とはいえどうすればいいかはよくわかってませんでした。塗り絵なんてそれこそ30年くらいしてないし、どんな塗り絵をしてたかさえ記憶があいまい・・・まあ、ともかく目的設定はできました。どうやって作ろうかな~。

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