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日本舞踊の塗り絵が作りたくて・・・④フィードバックをもらう。決め手は「お稽古したいなぁ〜」

ランサーズにてコンペ形式で提案を募って4日。複数の提案をいただくことができました。

プロのイラストレーターさんから図案をいただいた私はテンションが上がってしまい、どれも良さそうに見えてしまうのですが、全部を選ぶわけにもいかないので、ここから絞り込む方法を考えなければなりませんでした。

塗り絵の目的は、

家にいながら、日本舞踊に触れて、お稽古に行くのがもっと楽しみになってもらう。もちろん、塗り絵としても楽しんでもらう。

ここは、やはり子供に選んでもらうのが一番でしょう。

ということで、同じ教室に通うくだんの女の子と親御さん、他に子供を持つ友人数名に協力してもらい、提案サンプルで実際に遊んでもらいました。

親は「クール/かわいい」、子供は「姫」を選んだ

アンケートを取る中で浮き上がってきたのは、親と子供で選ぶ塗り絵が違っているということです。今回の塗り絵は、テイストでいうと、

・クールで大人っぽいキャラクター
・子供らしいアニメのようなかわいいキャラクター
・その中間で、お姫様のようなキラキラしたキャラクター

の三つに分類されました。親が選ぶもの=子供に遊ばせたいものは、「クール」「かわいい」のに集中し、子供が選ぶものは「お姫様」に偏る結果になりました。

子供が選んだものをブラッシュアップ

塗り絵をたくさんの人の手に取ってもらいたいと思いますので、親が子供に遊ばせたい!と思うものにするべきか、子供の印象を優先すべきかちょっと迷いました。

悩みつつ、今回の目的は「家にいながら、日本舞踊に触れて、お稽古に行くのがもっと楽しみになってもらう。もちろん、塗り絵としても楽しんでもらう。」で、最終的に満足してもらいたいのは子供だったので、子供が選んだ塗り絵をブラッシュアップすることで、親も選びたくなるものを作ることにしました。

決め手は「お稽古したいなぁ〜」

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塗り絵制作のオトナ側でも最終候補を2つに絞り、最終的な決め手は、ある女の子のこの言葉。これを狙っているんです笑

実際に自分でも塗ってみて、細かいところを調整

あとは詰めの作業です。イラストレーラーさんに内定の連絡を送り、最終調整に入ります。私も一通り塗り絵を塗ってみて、微調整を依頼します。

・柄が細かすぎるところ
・塗っていいかどうか迷うところ
・子供が途中で飽きそうなところ

など、教師をしている家内にも意見を仰ぎつつ調整します。

うん十年ぶりに塗り絵を塗りましたが、塗ってみていろいろ上記のような発見もあり、やってみないとわからないことが多いなあと思いました。

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