「同窓会」(数年前のブログより引用)
先日、同窓会に参加した。
同窓会というのは参加するたびに「帰ってきたなあ」という感覚を起こさせる。
この感覚は「思い出話をしてノスタルジックな思いを共有すること」によると思っていた。
だけど、違っていた。
僕らは「同窓会」にふさわしい思い出話なんて全くしなかった。
話したのは、「じゃんけんぽいぽい(両手をクロスさせ、グーチョキパーをつくるあれ)」の必勝法だとか、本当に下らない話。
それでも、僕のなかには懐かしさが込み上げてきた。
何故か?
たぶん話の内容なんかはそれほど重要でなくて、みんなの表情や会話のテンポがそういうきもちにさせたのだろう。
あと自分の立ち位置とか。
再会を果たした人と当時の、教室とか部室とかでしたように会話する。
この事が出来るのはとても良いことだと思う。