川島ofレジェンド(はんにゃ川島)さんがいじめのターゲットにされている、LoL日本鯖のあまりにもひどすぎる現状
※あまりにもひどいいじめを受け続け、ついに心をボロボロにされた川島さんのクリップ
※2配信者いじめはこれで終わらなかったようです。終わらない配信者いじめ、LoL(League of Legends)の世界で今なにが起こっているのか
ライアット・ゲームズが開発した、世界で最もプレイヤー数の多いPCゲーム、リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)で先日起こった事件に関する記事です。
世界で最も愛されているといっても過言ではないこのゲームですが、反面、このゲームはあまりにも深刻な問題を抱えています。
オートエイムやウォールハック等のチートに悩まされているFPSとは違って、このゲームはチートに関する問題はほとんどありません。せいぜいマクロくらいですがそれも極めて稀です。
LoLが抱えている大きな問題はプレイヤーのマナーです。
FPSでも、もちろんプレイヤーのマナーは問題になります。私はニンテンドー64のゴールデンアイ007からFPSをプレイするようになり、カウンターストライク、リターン・トゥ・キャッスル・ウルフェンシュタイン、バトルフィールド2など様々なFPSをプレイしてきました。
FPSでも暴言やTK(チームキル)のようなゲームプレイを台無しにしてしまう行為はもちろんあります。
しかしながら、LoLはあまりにもプレイヤーのマナーが悪いです、異常です。もちろん大部分のプレイヤーは善良なのですが、あまりにも悪質なプレイヤーがいます。
1.川島ofレジェンドさんのこれまでのLoL経歴簡単まとめ
①2020年2月5日、はんにゃ川島さんが吉本の企画でLoLをはじめる。
もともと13年間スペシャルフォースをやっていたこともあり、ずっと吉本のゲーム担当の方に「ゲームの案件をください」と言っていたところ、LoLをやることになる。
芸名を『川島ofレジェンド』にかえ、さらには11月までにランク戦でゴールドに到達できなければ600万円をゲームに還元するという企画
※初心者が9か月でゴールド到達はめちゃくちゃハードル高いです
②ブロンズでスタートするも2020年6月25日ころ、最も下のランクであるアイアンに降格
③2020年8月21日、アイアン4の0LP、日本サーバーの最底辺にまでいってしまう
④日本最下位になるもめげずにプレイを続け、代行(川島さんではなく他の人がかわりにプレイしていることを意味する)を疑われるまで成長
⑤川島さん、悪質なスナイプ行為でつきまとわれる
⑥2020年11月20日、ブロンズ3でシーズン終了。600万円寄付(一気に寄付ではなく、川島さんのタイミングで寄付)となり企画終了
⑦ほとんどの芸能人やストリーマーは仕事としてやっている期間だけゲームをしてお仕事が終わったら二度とそのゲームをしないにもかかわらず、川島さんは企画終了後も、仕事にはならないが楽しいからという理由でLoLを継続する
2.川島ofレジェンドさんになにが起こったのか
このように、仕事にもならないにもかかわらず、楽しいからという純粋な理由でLoLを続けていた川島さんにいったいなにが起こったのでしょうか。
それは前述したスナイピングによるトロールとスマーフです。
川島さんに嫌がらせをしたいという悪質なプレイヤーが、本当はもっと上位のランク帯の人間であるにもかかわらず、意図的に敗北を繰り返し、川島さんとマッチするようにマッチメイキングレートを調整。
川島さんの配信中に同じタイミングでゲームをはじめ、味方になったらトロールで敗北させ、敵になったらすさまじい強さでキャリーして川島さんを敗北させていたのです。
これはなにもここ数か月の話ではなく、1年以上前から川島さんはこのような悪質なプレイヤーによる被害にあってきました。
このようなことをされるため、当然、川島さんは延々と低ランクに閉じ込められるようになり、まともにゲームを楽しめない環境をつくられてきました。
そして、次で説明するように、2021年10月23日、あまりにも悪質な被害にあいました。
3.2021年10月23日、川島さんが被ったあまりにも悪質なスマーフ及びトロール行為
このように、スナイピングによる被害を受けながらもゲームを続けていた川島さんですが、ついに川島さんの心を折るようなあまりにもひどい行為がされました。
※冒頭のクリップです。
まずは、川島さんはいつものようにスナイプをされて相手のヴェインというキャラクターが無双プレイをはじめました。
さらには、このヴェインプレイヤーであると自称する者が川島さんの配信のチャット欄に現れ、川島さんを煽り出しました。
ゴースティング(配信者の配信を見て、相手方の情報を盗み見る行為)、煽り、スマーフくらいであれば川島さんの配信では日常茶飯事なのですが(異常ですが異常な事態が普通になるくらいひどい状況に置かれています)、ここからあまりにもひどいことになります。
4.ゲームを終わらせない地獄がはじまった
もはや勝敗はついているような場面ですが、他の敵プレイヤーは無視。タワーもインヒビターも無視、川島さんだけを狙い、インヒビターとネクサスタワーとの間でミニオンを処理しながら川島さんが復活するのを待ちます。
4-1.泉の中に監禁
そして、ついには川島さんを泉のなかに追い込み、ここから出てこれないように監禁を始めます。
他のプレイヤーは通し、川島さんだけは攻撃します。
そして、この時点で32分ですが、このあとさっくりゲームが終わるわけではありません。
なんとこのゲームは41分まで続きます。
4-2.サレンダーは通さない、ネクサスも割らせない
33分にはネクサスタワーが両方割られます。
あとは敵側がネクサスを殴ってそれで終わりです。
しかしながらこれでも終わりません。
動画中で川島さんも述べていますが、ヴェインだけの問題ではありません。敵側の他プレイヤーが誰かネクサスを殴るだけで終わるのですが、他のプレイヤーもネクサスには向かわずゲームを終わらせようとしないのです。
味方も味方で、イヴリンはアイテム欄を見てもわかるように打ちひしがれてゲームをあきらめ、ダメージディーラーであるミスフォーチュンはヴェインを無視し、パイクも最初はヴェインをなんとかしようとしていましたがその後ヴェインを無視し、ニーコだけはなんとかヴェインを倒そうと奮闘します。
この間、川島さんはサレンダーでゲームを終わらせようとするが2名はまだ勝てると思ったのか、それとも、川島さんが言うようにトロールだったのかはわかりませんがサレンダーを拒否し、この地獄のようなゲームが続きました。
4-3.ようやくゲームが終わってくれた
そしてなんとか41分で相手が飽きたのか、相手がネクサスを叩いてゲームを終わらせてくれました。
5.なぜこのような異常なことがLoLに起こるのか
悪質なプレイヤーというのはなにもLoLだけにいるわけではありません。他のゲームにももちろんいます。
運営元であるRiotは何もしないとよく非難をされますが、実はオンラインゲーム運営の中ではけっこうがんばっているほうです。
FPSなどではチートの対処に手いっぱい(手一杯だからといって対処しきれているわけではない)で、チャットでの暴言やトキシックなふるまいは無視していることが多いのですが、Riotはチャットに対しては厳しく取り締まっています。
しかしながら、厳しく取締りを行っているはずのLoLなのになぜか悪質なプレイヤーは他のゲームの比ではありません。
これにはいくつか理由が考えられます。
①LoLというゲームそのものが戦犯がわかりやすいゲームであり、味方に対する憎悪がわきやすく、そのため味方を煽ることが日常茶飯事となる
LoLは誰が対戦相手を育て、ゲームを敗北に導いたのかわかりやすいゲームです。
このとき、普通ならうまい対戦相手をほめるのだが、負けてしまった味方を責める傾向にあります。
このように、プレイヤーが他のプレイヤーをいじめるということが日常茶飯事となっており、嫌がらせに対する心理的ハードルが下がっていると推測されます。
②日本ではLoLが市場を独占している傾向にあり、LoLにかわるゲームがあまりに少なすぎる
FPSなら有名タイトルがたくさんあるので他ゲーにうつりやすい。
これに対して、有名MOBAだとDota2がありますが、Dota2は残念ながら日本では人気がありません。
日本人がプレイするMOBAとなると、事実上LoL一択になってしまい、善良なプレイヤーはもちろん、悪質なプレイヤーも離れられず、害悪プレイヤーが分散されずLoLにしがみついている考えられます。
③トロールか否かを判別しづらい
LoLは一度勝つと、対戦相手はどんどん強くなっていきます。
そのため、意図せずともフィードしやすいゲームです。
とくに初心者帯だと、死なずにセーフプレイするというのも難しく、意図的にフィードしているトロールなのか、それとも頑張って負けただけのプレイヤーなのかデータだけだとわかりづらく、ゲームプレイを見る必要があり、そのためRiotとしても手をこまねいているのではないかと推測されます。
④スマーフ行為が配信者によって日常的に行われている
海外有名配信者の一部は、自分のランクが頭打ちになると、よくアンランクからチャレンジャーまで何日でいけるかという企画をします(それでマスターどまりの人もいますが)。
日本でも、このあまりにも使い古された企画をまねる配信者がいます。
このような行為によって、本来もっと上のランク帯にいるべきプレイヤーが下のランクでいわば雑魚狩りをするということが恥ずべき行為だと認識されず、正当化されやすい環境が形成されています。
(もちろんこのような配信者たちはスナイピング用にレート調整をしてあえて下のランクにするという行為はやっていませんが)
⑤サブ垢を簡単に作れてしまう
LoLは無料ゲームであり、またアカウント作成時にはメールアドレスくらいしか必要なものがないためサブアカウントを簡単に作れてしまい、これはスナイプ用、これはまじめにやる用、これはアカウント売却用、と害悪目的のためのアカウントもつくりやすい状態になっています。
6.Riotがとるべき対策
では、このような悪質なプレイヤーに対して、運営元であるRiotはどのような対処をするべきでしょうか。
LoLというゲームが今後も発展していくためには害悪プレイヤーたちには別れを告げなければなりません。
①アカウント作成時に身分証明書を要求する
川島さんは配信中に身分証明書の提出を求めたらどうかと語っています。
もちろんこれは強力な方法です。
サブアカウントで害悪行為を繰り返そうものなら、メインアカウントともどもBANをされて害悪プレイヤーは二度とLoLをできなくなります。
そのため、害悪行為は格段に減ると推測できます。
(噂ですが)韓国サーバーは国民番号とアカウントとが紐づけられているといわれており、これは不可能ではないでしょう。
ただし、Riotはこれに対して消極的と考えられます。
あまりにもコストがかかりすぎるからです。
②アカウント作成時に携帯電話による二要素認証を要求する
これは身分証明書を要求するよりもコストを削減できます。
また、害悪行為をする人間もわざわざ別の携帯電話番号を用意しなければいけないので、害悪行為をするためのハードルが上がるので有用といえます。
アカウント作成時だけではなく、数か月に一度ログイン時に携帯電話番号による二要素認証を求めていけばかなり有用でしょう。
③配信者からの苦情申出を積極的に受け付け、厳しく対処する
害悪行為の被害を受けるのはもちろん配信者だけではありません。
一般プレイヤーも日々、スマーフ、トロール、暴言などの被害を受けています。
しかしながら、配信者はこれに加えて、スナイピングされて、川島さんのように粘着されるということが追加されます。
川島さんは企画が終わった今年からだけではなく、昨年からもスナイピングによるトロール等の被害にあっています。
しかしながら、どうもRiotの腰はかなり重かったように思われます。
せめて、企画でやってもらっていた川島さんの配信くらいはちゃんと見て、厳しい対処をするべきでした。
芸能人を使って、今までLoLに興味をもっていなかった層に興味をもってもらうための企画であったにもかかわらず、このようなスナイピングによるトロールを見たらだれもこのゲームをやりたいとは思いません。
川島さんも動画で言っていますが、こんな面白いゲームがあるんだと広めたいと思って仕事にならなくても配信を続けてくれていたのに、こんなひどい状態のゲームを広めることなんてできません。
7.プレイヤーたちは団結してRiotへの意見表明を
この記事を共有しなくても良いのですが、LoLプレイヤーの皆さんにはこの問題についてはぜひ共有をしていただきたいです。
川島さんは、こういった問題についてRiotと意見交換をしたいと配信中に意思表明をしています。
川島さんが言うだけでも効果はあるでしょうが、これを機にプレイヤー一人一人がRiotに対して意見表明をすることでRiotは変わる可能性があります。
プロプレイヤーや著名配信者の方にも、この問題についてできるだけ意見表明をしていただきたいです、影響力の大きいみなさんが言ってくれれば大きな力になります。
8.(この問題とまったく関係ない私信)川島さんへ
できればLoL配信を続けてほしいという気持ちはありますが、もちろんゲームはLoLだけではありませんので他ゲームでも良いのでこれからも配信を続けてほしいです。
ただ、マイクの問題かマウスの問題かはわからないのですが、クリック音が配信にめっちゃ入っちゃって、川島さんのことは好きだけどこれが気になってあんまり見てられないという声をけっこうききます。
私もけっこう気になってます。
9.さらならいじめが発生している(追記)
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