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#38 【業界研究】化粧品業界編

はじめに

こんにちは。
オレたちコロナ入社組のタクミです。

今日は化粧品業界について紹介していきます。

今やメンズにも人気になりつつある化粧品ですが、どのような企業、職種の人たちが関わっているのでしょうか。

そもそも業界研究や企業研究をこれから始める方は、目的や考え方についてこちらに記事で紹介しているので是非読んでみてください!

化粧品業界とは

化粧品業界とは、化粧品の開発・製造・販売などを行う企業で構成される業界です。
ヘアケア化粧品、ボディケア化粧品、スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、フレグランス化粧品など、一口に化粧品といってもさまざまな種類があります。
国内市場は約3.8兆円です。
化粧品のみならず、入浴剤や洗剤を扱っている企業もあります。

主な職種

この章では化粧品業界に属する企業における主な企業について紹介します。

商品企画

市場の動向を踏まえて新しい化粧品を考案する職種です。
化粧品を購入するお客さまのニーズをもとに、商品のコンセプトやイメージ、パッケージデザインなどを考えていきます。

トレンドとなっている化粧品や消費者のデータを分析して新商品を考えるため、高い分析能力と発想力が必要になります。

研究開発

研究開発は、化粧品の開発・品質管理・品質向上を行う仕事です。
商品企画をもとに成分を厳選、組み合わせの検討を行い、サンプルを作ります。

その後は成分分析や安全性テストを繰り返し、使用感、効能、安全性などを確認し、
問題がなくなるまで試作を繰り返します。
想定通りの状態になると製造の段階に進みます。
何度も長期的に試作を繰り返すため、根気と集中力、技術が必要ですが、サンプルが完成したときのやりがいは計り知れないでしょう。
専門性が高く、薬学の知識を深めた人材が就きます。

生産・品質管理

完成した化粧品を工場で生産・品質チェックし、出荷までを行う仕事です。
化粧品の製造や梱包の生産ラインの管理、商品の出荷が計画どおりになされるための、
原料の発注やスケジュール管理、スタッフの人員確保などが任務です。

営業・販売促進

化粧品をあつかうショップに対する営業活動、メディアでの宣伝や店舗での販売を行います。
それぞれ、営業部、広報部、販売部とわかれ、いわゆる美容部員は販売部に所属します。

営業部は、どのような店舗で商品を販売するか戦略を立て、
商品の魅力を取引先に伝え、しっかりと販売してもらえるように働きかけます。

広報部は、商品のPR、宣伝を行う仕事であり、TVやWebなどさまざまなメディアでどのように自社製品をアピールするか考え、企画し、実行します。

販売部は、美容部員を中心に化粧品を直接お客さまに届けます。

代表的な企業

ここからは化粧品業界を代表する企業について紹介していきます。

資生堂

資生堂は従業員数約4,000人で構成される企業です。
昨年度の売上高は約9,000億円、平均年収は約700万円となっています。
メイキャップ用の化粧品からスキン・ヘアケアまで、幅広く美容品の製造を行っている点や、海外に対しても積極的に販売を行っている点が大きな強みといえます。

花王

花王は、化粧品関連部門では約2400億円の売上高を誇る、約8,500人の従業員で構成されている企業です。創業以来大切にしている消費者起点の「よきモノづくり」という考え方をベースに、 認知度が大切な化粧品業界において信頼を獲得しているブランドを有している点が大きな強みです。平均年収は約800万円です。

ポーラ・オルビスHD

ポーラ・オルビスHDは約1700億円の売上高をあげている、1,300人ほどの従業員で構成されている企業です。
「シワ・シミ」の領域にリソースを集中させており、高い研究開発力を活かして、
2017年に業界初となる医薬部外品も発売しています。
平均年収は約750万円です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
健康、自己肯定感、QOL。私たちの生活を高揚させてくれる必須アイテムである化粧品。
マーケティングの観点からも力を入れている企業が多いのが特徴です。
興味がある方はぜひ詳しく調べてみてください!

タクミ


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