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#44【業界研究】 ゲーム業界編

はじめに

こんにちは。オレたちコロナ入社組のタクミです。
今日はゲーム業界についてです。

泣く子も黙るゲーム業界。僕も小さい頃はテレビゲームで育ち、中学生から大学生はスマホゲームにハマり、育ってきました。
そんな誰もが一度はお世話になったことのあるゲーム業界の構造や職種、代表的な企業について紹介していきます。

そもそも業界研究をこれから始める、という人ははじめにこちらの記事をぜひご一読ください。

ゲーム業界とは

ゲーム業界とは、オンラインゲームや家庭用ソフト、ゲーム機本体などの商品売買を行っている企業で構成された業界であり、2021年の市場規模は約2兆円となっています。
日本国内のゲーム人口は約5,500万人(「ファミ通ゲーム白書2022」より引用)ともいわれており、国民の半分が関係している市場ともいえます。
中でもやはりオンラインゲームの割合が圧倒的であり、業界を支えています。

構造としては、ゲームソフトメーカーが協力会社とともにゲームを制作し、
任天堂などのゲーム機器メーカーや、Apple、GREEなどのプラットフォームと連携して、ゲームを配信、販売することで成り立っています。

主な職種

この章では、ゲーム業界における主な職種について紹介しますが、非常に多岐にわたるため、ゲームソフトメーカーの中でも絞って紹介します。

ゲームプランナー

ゲームの企画や立案にはじまり、ストーリーやシナリオの設計など、ゲームの根幹となる骨子を作成・管理する仕事です。1人のプランナーが全てカバーするのではなく、プランナーごとに領域を分担して取り組みますが、キャリアに比例してそのゲームのコアな部分(ストーリーなど)を担当できるようになる傾向があります。

ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)

ゲームを動かすためのプログラミングをする職業です。
企画や仕様書の通りにシステムを設計・構築し、キャラクターの動作やBGM、効果音、エフェクトなど、ゲームにとって重要な各要素をプログラムしていきます。

デバッカー

できあがったゲームをプレイしてみてバグやエラーがないかを確認する仕事です。
他職種と比較すると専門性が問われないため、未経験の人も担当しやすい職業です。

代表的な企業

ここからは代表的なゲームソフトメーカーを紹介していきます。

任天堂

いわずとしれたゲーム業界の顔ともいうべき企業です。
約6,500人の従業員で構成され、約1.6兆円の収益をあげています。
ソフトもハードも開発している点はもちろん、そのハードのシェアが非常に高いことから、
自分たちでプラットフォームを持ちながらそこに乗せる魅力的なコンテンツも作れるという、ラスボスのような立ち位置を確立しています。
僕はゲームボーイアドバンスからニンテンドーDS、3DS、スイッチと、各カテゴリでお世話になりました。平均年収は約950万円です。

ポケモン

株式会社ポケモンは、ポケモンに関連した事業を行う企業であり、約1200億円の収益を上げています。約350人の従業員で構成されており、平均年収は約500〜700万円です。
ポケモンという全世界的なコンテンツを持っている点が、明らかな強みですね。
僕はファイアレッド、ルビー・サファイア、ダイヤモンド、ブラック・ホワイト、X・Y、サン・ムーンと、結構長くやっておりました。。笑

SQUARE ENIX

SQUARE ENIXはファイナルファンタジーシリーズなどで有名なゲーム会社で、売上高は約3600億円、従業員数は約5,600人となっています。
開発環境が整っており、国内外を問わず高い知名度を持っていることから、タイトルを作れば注目される状態が整っている点も強みです。
平均年収は約1,300万円と非常に高水準になっています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
ゲームというとワクワクしてしまうものですが、内側は泥臭い作業や徹底的な思考の連続なのかもしれません。
興味がある方はぜひ、ゲームの裏側について調べてみてください。

タクミ

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