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#6 押さえておきたい業界研究・ 企業研究の目的とツボ

はじめに

こんにちは。
オレたちコロナ入社組のタクミです。

オレたちコロナ入社組では、就活をしている方や
社会人1.2年目の方にとって役立つコンテンツを発信していきたいと思います。
※そもそもなぜ記事を書いているのか、についてはこちらをご覧ください。

今回のテーマは「業界研究•企業研究」です。
よく耳にする用語ですが、
•そもそも何を意味するのか
•なぜやるのか
•どんなメリットがあるのか
•やり方の紹介
について、確認の意味も込めて書きます。

具体的なやり方については調べればたくさん出てきますので、
この記事では実施目的や、意義について主に扱います。

業界研究•企業研究とは

そもそも業界研究や企業研究とは何なのかですが、
読んで字の如く業界や企業について研究することです。

その業界の代表的な企業に着眼して動向を研究、
考察することが多く、
企業研究では1つの企業(業界内の立ち位置に関わらず)について、より詳細に調べていくことになります。

ざっくり言えば
•何となく〇〇業界に興味があるけど志望企業はない→業界研究
•〇〇業界に興味があって、業界研究が終わり、
具体的な志望企業もある
→企業研究
というイメージです。

業界研究•企業研究の目的

次に、実施目的について僕なりの考え方を書いています。
業界研究や企業研究は、主に志望業界や企業の絞り込みを行うための最初の情報収集手段となります。
自己研究で自分の望む働き方や、仕事に求めるものが具体的になると、
「それが実現できる場所はどこか」を探す段階に移ります。
その際の1手段となるのが業界研究であり、
志望企業についてより詳細に把握する際には、
さらに企業研究を行っていきます。
(必ずしも業界から志望企業を絞り込む必要はないと思っています。
別の切り口である職種研究についても別記事で紹介しています。)

・自己研究で仕事に求める要素がイメージできた
・それが実現できる場所を探す
・その1手段として業界研究がある
・具体的な志望企業については企業研究を行い、
 さらに深く調べる
・OB訪問を行いインターネットでは調べられない
 情報を得る
というイメージです。

OB訪問まで含め企業研究とする場合もありますが、
別記事で紹介する通り、OB訪問には研究以外の方法もあるので、
ここではOB訪問に向けて情報の把握を行う行為を企業研究として考えます。

どのようなメリットがあるのか

この章では業界研究や企業研究のメリットについて、下記3点を挙げて書いていきます。

①志望企業の絞り込みに役立つ
②OB訪問を失敗しないための事前情報の把握
③説得力のあるロジックの通った志望動機に繋がる

①志望企業の絞り込みに役立つ

既に書いた通り、大きなメリットの1つとして志望企業の絞り込みができます。
企業について調べて、しかるべき準備をし、
面接を受けるためにはそれなりの時間を要します。
業界研究を行うことで、
そもそもどのような業界構造なのか、
自分が気になっている企業がどのような立ち位置、役割なのかを把握することができ、
自分が志望するに値する企業なのか、
判断する材料となります。
また、企業研究を行うことで、
該当企業の基礎的な情報や経営方針、
企業としての在りたい姿を把握することができ、
判断材料として有益な情報となります。

②OB訪問を失敗しないための事前情報の把握

業界研究、企業研究は失敗しないOB訪問に必要不可欠です。
そもそもOB訪問とは、その企業に所属する社員さんが、就活生の方のために時間を設けて話をしてくれる場です。
その企業の基礎的な情報を把握した上で迎えることが望ましいですが、
「OB訪問で知りたい情報は何か」を把握するために業界研究や企業研究が役立ちます。
作業を進めることで自分が調べきれない情報が明らかになり、
OB訪問でそれについて質問することで、
自分の疑問をクリアにすることができます。
また、事前の情報をもとにした上での踏み込んだ質問ができるため、
その企業を深く理解することができ、社員の方に対して事前準備の良さや志望度の高さをアピールすることにも繋がります。
(実際、往々にして企業はOB訪問で就活生を評価しています。)
業界研究・企業研究は失敗しないOB訪問に繋がるのです。

③説得力のあるロジックの通った志望動機•自己PRに繋がる

最後のメリットは上記2点のまとめのような側面が強いですが、志望企業を絞り込み、その企業に対する深い情報を得ることは、自ずと深みのある志望動機に繋がります。
自分が業界研究、企業研究を通じて志望企業か否かを判断した基準そのものが、志望動機のロジックになってくれます。
自己PRも同様です。研究ができていれば、求められる人材像も見えてきますので、アピールすべき自分の強みも分かってきます。

具体的な方法

最後に具体的なやり方について書きます。
先述の通りやり方は調べればたくさん出てきますので、
僕のやり方は1つの参考として共有させていただきます。

①業界研究の具体的なやり方

前提として、情報の偏りを防ぐため、
様々なソースを活用することが大切です。
業界団体のHPや書籍、新聞など、
確認してみると良いと思います。
その際、PEST研究(政治的、経済的、社会的、技術的な観点から行う研究)を行うと、多角的な情報整理ができます。

②企業研究の具体的なやり方

まずは企業HPを訪れて、企業理念や設立年度、資本金、従業員数などの基本的な情報を押さえ、
企業規模や成り立ちを把握
します。
次に、事業内容の確認です。企業HPやその企業の取引相手となる企業のHPをすると、該当企業がどのような事業を行っているのか見えてきます。
また、興味がある方は人事制度や福利厚生についても見ておくと、年収以外にその企業で得られるものが分かってきます。
余裕があれば、ライバル企業の同様の情報も仕入れておくと、その企業を志望する理由もより明確になります。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
業界研究や企業研究は明確な終わりが決まっているわけではありません。
どこまで下調べして、どこから社員の方に聞くのか。
自分が欲しい情報は何なのか、網羅的に考えて行うことで大きなメリットをもたらしてくれます。

この記事が、読んでいただいたあなたの就職活動の一助になれば幸いです。

タクミ

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