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【完全解説】縮毛矯正と髪質改善ストレートは何が違うの???

昨今の美容業界では、「縮毛矯正」というメニューと「髪質改善ストレート」というメニューが混在しているのをご存じでしょうか?どちらも髪の毛をサラサラにする施術ですが、「髪質改善ストレート」の方が髪に優しく、きれいになるイメージを持たれる方も多いようです。

しかし、実際のところ、どのような違いがあるのでしょうか?

結論から言うと、何も違わない

縮毛矯正も髪質改善ストレートも、基本的には同じ施術です。どちらも髪の毛を還元剤で軟化させ、アイロンの熱で形状を変えた後、酸化剤で固定するというプロセスを踏みます。
この手順は全く変わりません。
もちろん、使用する薬剤や施術方法は美容室ごとに異なる場合がありますが、基本的な原理は同じです。

お店によって基準が異なる場合も

一部の美容室では、縮毛矯正と髪質改善ストレートを別メニューとして提供し、それぞれで使用する薬剤やアイロンの温度設定を変えることがあります。また、施術を担当するスタイリストによってメニュー名が変わるケースも見られます。
しかし、これらの基準は美容室ごとに異なり、統一された定義は存在しません。

例えるなら、
「タイツ」と「レギンス」
「デニム」と「ジーンズ」
といった名称の違いに近いものです。

名前の違いが生まれた背景


全部、縮毛矯正だし、全部、髪質改善ストレート。


縮毛矯正は、その特性上、失敗すると「ビビり毛」と呼ばれる深刻なダメージ毛が生じることがあります。この失敗例が広く知られるようになるにつれ、「縮毛矯正=髪が傷む」というイメージが定着しました。

そのため、美容室側は「縮毛矯正」という名前を避け、新たなイメージを持つ「髪質改善ストレート」という名称を採用するようになったと考えるのが持論です。薬剤の進化により、現在では髪に与えるダメージが軽減されていますが、こうした名称変更にはイメージ刷新の意図が含まれるんじゃないかなーと思います。実際かなりキャッチーなネーミングですよね。

髪質改善を謳っている場合

縮毛矯正と髪質改善ストレートが同じだったとしても「髪質改善ストレート」と謳っている美容室では、縮毛矯正に特化した知識や技術を磨いているケースが多く見受けられます。

お店にはたくさんの、ストレート希望のお客様来店されるため、多種多様な髪質に対応できる経験豊富なスタイリスト在籍していることが多く、知見があるスタッフに担当してもらえることが期待できます。

ただし、必ずしも良い結果が得られるわけではないため、施術を受ける際は信頼できる美容室を選ぶことが重要です。

まとめ:違わないけど、違う

縮毛矯正も髪質改善ストレートも基本的には同じ施術です。しかし、美容室ごとに異なる基準や名称、施術者の熟練度が結果に影響を与えるため、施術を受ける前にしっかりとカウンセリングしてもらえる美容室で施術するのが良いかなと思います。

例えば、チョコレートに例えると、縮毛矯正は板チョコを一度溶かして新たな形に整形し固め直す作業に似ています。つまり、全く違う髪の毛に生まれ変わる可能性を秘めている反面、髪の毛が焦げついたり、取り返しのないダメージを受ける可能性は、どうしても0ではないのです。

自分の髪質や悩みに合った施術を選ぶため、まずは信頼できる美容室で相談してみてましょう!!!

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