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夏目漱石と糖質制限

ダイエットが継続している。
二郎系の写真をみたり、動画を見たり、チューブのニンニクの匂いだけを嗅いだりしているがなんとか続いている。

空腹になると衝動的に炭水化物をかき込みたくなるのは相変わらずだが、
「そもそも手軽に食える炭水化物を家に置かない」という荒技で以て、爆食いを防いでいる。
今我が家にある最も手軽に食べれる炭水化物は玄米、マジで。

ちなみに玄米は昨年のダイエットのときから買い始めており、なんとなく体に良さそうという理由で買い続けている。が、ふつーに白米の方が美味しいと気付いてしまったのであまり自分から食べたいという気持ちにはならない。

とまぁそんな感じなので、今僕が体調を崩して寝込んでしまったら圧倒的カロリー不足で簡単に死ねる、本当に体調には気をつけたいところです。

とりあえず去年一番痩せていた時期(骨折する前)くらいまではしっかり食事制限をしようと思うのだけど、今度こそはリバウンドすることが無きようにしたいと思っている。去年のダイエットは運動もそれなりにモリモリとしながら3ヶ月くらいで終了したのだけど、今回は運動もストレッチくらいしかしてないので時間はかかりそう、続くかのか、これ。頑張るけど。

恥ずかしながら意志が弱い人間なので、ダイエットにしても何にしても最も簡単に心が挫けてしまう節がある。そのクセして中途半端に完璧主義なところがあるので、自分が思う完璧から外れちゃった段階で何もかもがどうでも良くなってしまう。大学でめちゃくちゃ留年したのも、絶対こういう性格が災いしているな。

自身がそんな感じなので「自分で決めたことなのでやり切る」といって本当にやり切る人、本当にすごいと思っている。超絶にリスペクトしている。

毎日勉強した内容と所感をメモ帳に書いていた志望校に合格した友人、とか
勉強で己を追い込み過ぎて入試直前に片耳が難聴になりながらも合格した友人、とか
「弁護士になる」と高校時代から言ってて大学でも色欲に溺れることなく弁護士になった友人、とか
全然性格が合わなくて苦手な取引先でも定期的に提案を入れて案件取ってくる同僚、とか
「全国の〇〇に営業かける」と決めてマジで全国の〇〇に営業電話をかけた後輩、とか
「僕は曲を書く」といって曲作りを始めて太鼓の達人に自信の楽曲が収録されたバンドメンバー、とか
「このバンドで売れる」といって渉外・ブッキングを全部やり切って音源が全国流通するまでメンバーを引っ張り続けたバンドメンバー、とか。
その他にもたくさんの人を尊敬している。

己で言ったことを見事に全うする素敵な人間が友人であることは、一人間として冥利に尽きる。その一方で自分にはその継続力が無いので、一時期マジで落ち込んでいた。

ただ最近、自分の継続力の無さを受け入れられるようになった。
というか自分に対する評価と現実がようやく釣り合いがとれてきた。

昔は「こうありたい」と思う自分に近づくことばかり考えていて、自分がどんな人間かを受け入れる勇気がなかなかなかった。それ故に自分の身の丈に合わないことばかりやっていた気がしている。で、完璧ななりたい姿になれるはずも無いので自暴自棄に陥って、死ぬほど酒を飲んでいた。俺は向井秀徳になれないし、ジミヘンになれないし、星野源にはなれないし、山田亮一にはなれない。そんな至極当然なことがやっと受け入れられるようになった、と思っている。

気づくのが遅い、と言われたらその通り過ぎて死ねる。ただ気付けただけ褒めて欲しいところ。
ただ「じゃあこれから何を目指すのか」と言われたら、そこもまだ思案の最中。
とはいえ、自分ができないことが何かは良くわかったので、出来ることを無理せず発信し続ける、というところから頑張ろうとか考えている所存です。

ダイエットもそう、ゴールや完璧にこだわりしすぎるからしんどくなる。
出来る範囲で自己満足を積み重ねていこうじゃないか。

まだ今年が始まって1ヶ月も経ってないし、なんならダイエット開始早々に富士丸(前回の記事を参照)を食べているので”続いている”という表現をするのは若干違和感があるっちゃあるのけど、まぁええやん、そういうのは。

誰がなんと言おうと我輩はダイエッターである。成果は未だ無い。

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