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【Obsidianぶらり旅 #2】本読めばタグ増える。

どうも。Obsidian依存型の人間です。

最近読了した本が一部のObsidianユーザー(そして他のPKMユーザー)に推せると思ったのでキーをたたきます。

それがこちら。

最新版 論文の教室 in Kindle Scribe

Kindle Highlights、めったに読み返さないんですよね。

オーピー

あなたのタグを増やさんとす。

論文は問題点の発見が起点になります。

そんな論文の種を探す方法として、入門書などを読みながら以下の4種類の自分のリアクションに注意して線を引くことが推奨されていました。

  • メウロコ(目からうろこ)

  • ハゲドウ(激しく同意)

  • ナツイカ(納得いかない)

  • ハゲパツ(激しく反発)

ハゲドウはそこで終わりな気もしますが、他はそこから主張を強化したり反証したりする情報を探すきっかけになります。

これ、タグにしたらいいじゃない。
Obsidianでやったらいいじゃない。

というのが今回の主張です。主張終わり。

使うタイミング

使いどころとしてイメージしやすいのは

  • 読書メモ、Kindle Highlightsなど

  • 興味を持った記事の引用メモ

でしょうか。自分で収集した情報にタグ付けしていくのがよさそうです。

本書では問題選定のためのアイデアでしたが、私のような趣味でObsidianを使い、きままに好きなジャンルの本を読む人間にとっては「ここもっと掘れそうだな」をマーキングしておくためのタグとして役立ちそうです。

Kindle Highlights、めったに読み返さないんですよね。

全体を通しての感想など

導入はさむかった

読者のみなさんには本書を最後まで読み通してもらいたい。そのために私は、できる限り読みものとしても楽しい本になるように心がけた。

『最新版 論文の教室 レポートから卒論まで』より引用

この配慮の結果、正直に言おう。
冒頭。慣れるまで?いや、冒頭だけ、「くぅ~疲」に通ずる空寒さがありました。

著者本人が論文指導員としての登場人物になりきる前に、著者として「作文ヘタ男」と対話してしまっているような寒さが。

でもまぁ、違和感がすごかったのは導入部分だけでした。

中身は本格派

  • 論文を書くことおよびそこで必要とされるお作法は民主社会の必須スキル

  • 論文執筆における実務の王道と邪道を教わる

  • Wikipediaの執筆基準と正しい使い方を知る

「Wikipediaの情報には注意」を幼き頃よりいたるところで繰り返し言われて育ったのもあって「君子危うきに近寄らず」がごとくかなり避けて来ていた私ですが、めっちゃクロールしてみようかな、という気持ちになりました。

改めて論文って重労働だなと

ブログやnoteばっか書いていてすっかり忘れてましたが、論文書くのって大変だなと思わされました。

年にどれだけ執筆するか、業界などにもよるとは思いますが、まぁそんなにポンポン出すようなものでもないか、と自分に言い聞かせております。

この先私が学術論文を執筆する予定はいまのところありませんが、作法を一通りたしなんでおくことはビジネスマンとして、企業の研究開発要員としては有益だったのではないかと思います。

自分の主張を一般化するために論証していく作業は嫌いじゃないです。
職業柄、どちらかというとデータ(事実)で語る方が多いですが。

Obsidianとのシナジー

Obsidianはライティングアプリです。ノート同士をつなぐことで思考を形にして磨きこむことができます。

メモが増えていく出発点としてこれらのタグを使用することは、アウトプットの種まきになります。

種に水や栄養を与えるがごとく、追加情報を調べてまとめたりしちゃって。
論文に限らず自分の行動でもなんでも、好きな形でアウトプットしていただくことが「花開く」に相当する感じ。

種をまきすぎるといつまでも日が当たらず発芽しないやつも出てきそうですが。

それはそれ。

今回はこんな感じで。
それでは!

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