見出し画像

【Fukushima-BASEを始めた本当の理由】

Fukushima-BASEを始めた理由、、、

「福島の未来を創る若者の原点に。」
「地域で挑戦する人が一歩踏み出せる環境を。」
「挑戦を応援する文化を地域に創りたい。」

2020年4月にスタートしてから、そんな言葉で想いを伝えながら今日まで運営してきました。

今もその想いや軸は変わりません。

しかし、飾らず素直に当時の気持ちを言葉にすると

それは、、、

「寂しかったから」

というのが個人的な一番の理由でした。

僕は、福島大学という地方の大学で、在学中3年生の頃に起業しました。

別にかっこいい話ではなくて、実現したい事があって、それに向かって出来ることから始めていたら、結果的に起業していました。

なので、起業が全てでは無いですし、実現したい事があるなら、サラリーマンでも公務員でも素敵だと思います。

ただ僕の場合は起業でした。

そんな当時の僕は、人脈も、お金も、実績もない中で、不器用に行動量とビジョンを伝えるだけで前に進んでいたのですが

その過程で多くの大人からは、何度もこんな言葉を言われました。

「学生のうちなら良いけどね、起業なんて上手くいかないよ」

「せっかく国立の大学に入ったんだから、一度学校の先生になった方がいいんじゃないの?」

「そんな甘くないから辞めておきな」

もちろん、応援してくれる大人も一部いましたが、普段は温かい福島の人たちも、新たなチャレンジに対してはとても消極的な意見が多かったのを覚えています。

しかし、そんな事は気にしない性格の僕は、ヒッチハイクで東京や仙台に行き、色んな経営者の方にお会いして、刺激を受けて福島に戻り、孤独感に勝るワクワクで事業を行っていました。

ただ何よりも嫌だったこと、

それは、数少ない「こんな事やりたいんだ!」

と意気込んでいた同年代が、そういった地域の環境の中で「どうせ無理だよ」と言って諦めていく姿を何度も見た時でした。

寂しかったです。

やっと見つけた!!!

と思った面白い友人が、行動する中で徐々に目の色が変わっていってしまう、、、

ただ、環境の力は本当に強く、どんなプラスな人も周りがマイナスな事ばかり話しているとマイナスになります。

僕は外に出て、違う環境に身を投じていたからこそ、他の人よりも熱を保ち続ける事ができました。

福島にいても、もっと周りにチャレンジしているワクワクする仲間がいれば、どれだけ嬉しいだろう。どれだけ熱が続くだろう。

マネジメントではなく、ライバルのような、「凄いなこいつ。俺も負けねーぞ」と自分も熱くなる様な。

そんな環境があって欲しいと思って始めたのがFukushima-BASEです。

まだまだイメージしてる環境には程遠いですが、当時と比べると、周りには想いある気持ちの良い仲間が増えて来ました。

嬉しいです。

僕も負けずに成長していこうと思います!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?