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景気は、一部に弱い動きはあるが、持ち直し基調にある【2024年1~3月期】

【大阪府景気観測調査(2024年1~3月期)】


 今期の業況判断DIは、消費者物価の上昇や国内企業物価の高止まりがみられたが、株価の上昇や雇用・所得環境が改善に向いつつあることなどもあり、全産業では-15.1と3四半期ぶりに緩やかに改善した。資金繰りDIが2四半期ぶりに、設備投資DIが3四半期ぶりに低下したものの、営業利益判断が2四半期連続で上昇、出荷・売上高DIも3四半期ぶりの横ばいとなるなど、景気は持ち直し基調にある。
 来期は業況が改善する見通しであるが、海外情勢や物価高のほか、金利や為替動向などについても注視する必要がある。


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