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伸びない原因を考えると、基礎基本をおろそかにしていることがある。

⚫︎ 練習
日時 : 8月26日(月) 9時00分 - 10時30分
実施 : 武藤・四方・丸山・谷口・冨松
内容 : パワーマックス

⚫︎ 内容
夏休み最後の1週間が始まった。
この40日程度、自己成長を感じることができただろうか、楽しかっただろうか。人生における貴重な時間を自転車競技に費やす彼らに、幸あれ。


本日の練習は各自が強度調整を行いながら実施。
シマノスズカの影響もありそれぞれバラバラな感じがするが、だいご・ゆづき両選手は問題なさそうな雰囲気。と言いながら練習中、ゆづき君から足が痛いという相談を受けた。


練習後、ゆづき君に合わせて、最近伸び悩み?を抱えていそうなまお君にアドバイス。まずはゆづき君から。


練習時、時に下腿(主に脛)が痛くなるようだ。その原因には心当たりがあるため、パワーマックス実施時のアンクリングを撮影した。撮影した動画はnoteに貼れないみたいなので、残念。


個人的にはアンクリングがあることが悪いとは思わない。ただ、程度というものがある。どこまでを許容範囲とするかは人それぞれだが、今回の場合は以下の原因が考えられる動きである。

① 大腿四頭筋(膝関節)主導の垂直に踏み下ろす動作になっている。
② 接線方向に入力しているつもりだが、足首の固定力が弱く動いてしまう。

伊藤の経験則・頭の中

①の場合、因数分解すると筋力・柔軟性・技術習得など諸々あるが、②の場合は下腿の筋力不足が主な原因となる。消去的に考えると、①の技術的側面が大きいように感じる。疲労を強く感じると前乗り傾向が強く、踏み込む動作に移行する癖が影響しているのではないだろうか。


疲れている時こそフォームを維持することを基本としながら、引き続き練習に励んでほしい。室内のパワーマックスでも、屋外の実走練習でも。


次におましー。


登坂と平坦の出力を同じ時間帯で分析すると登坂285w / 平坦220wと65wも差がある。この差は何から生まれるのか、どういう意味がある差なのかを伝える。簡単に踏まされる出力に対する耐性が低く、踏む出力(自脚)が純粋に弱いという仮説。図解を載せておく。

この点は生徒にもわかりやすいよう別のnoteを書こうと思うが、僕が名古屋校の生徒たちを新舞子練習会と雨沢練習会に分ける意味は、この自脚の育成が1番の理由である。みんな、それを忘れないでほしい。


練習日誌毎日更新も、もうすぐで終了。
少しは参考になっているだろうか。


僕もまだまだ勉強中の身。とりあえず物理学に対する理解をさらに深めるべく、基礎基本を改めて理解し直そう。


また明日。

⚫︎ スクール情報
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