日記の要らない、私と生と愛の相関
2021年の振り返りも、
2022年の抱負も書いていない。
今年こそ始めてみようかなと思う日記も
別に必要ないかと思う。
上書きする必要なんてやっぱりなさそうで。
そのままの色で、そのままの温度でしまっておく。
シンプルな世界の愛し方の話だ。
変わらないもの、そして変わりゆくもの
一年をつなぐものは愛であってほしいから、
好きなものの話で今年を始めることにする。
愛の手前にも先にも何もないだろうし、
愛はきれいごとかもしれないけれど。
今日は小難しい話とテクニックとロジックを
家に忘れてきたまま、わからない真理について
言葉を綴ってみる。
2021年の愛読書は、フロムの「愛するということ」
好きな映画は変わらず「湯を沸かすほどの熱い愛」
忘れたくないものは毎日の空が色づく瞬間
心が動くのは知らない世界に触れた時
大切にしたいものは目に見えないもの
変わらないものにも、変わってゆくものにも
毎日心を動かされた。
そこには生と、愛と、何かがあるからだ。
特別でもなんでもなく、
友愛も親愛も信仰愛も、
人生を辿れば語ることができる人ばかりだろう。
インターステラーでは「時空を越えるのは愛だけだ」とANAの調査団が言う名シーンがある。
The Beatlesの"ALL NEED IS LOVE"は
年中街に流れる。
無論、わたしの人生にも、愛がある。
だから生きるし、生きている限りは愛を尽くす。
世界をノンフィルターで
世界をどう覗くかで毎日は愛で溢れて動き出す。
日常に溢れる、過去を書き換える魔法の言葉たち。
「もしこうしていたら?」「こうだったら?」
でも、こうしていたら、など何事にもない。
ここにある事実だけでもう十分に足りている。
今までの道の全てが今の私につながっていて、
今日の空もとびきり素敵で、
今日も明日も朝起きる理由があるだけ。
そう考えるのは、
世界をノンフィルターで覗いているからだ。
シンプルで単純に今を大切にするだけ。
過去に足せない道を足す必要はない。
世界に溢れてきたことは単なる事実であり、
全ては自分で変えていけるのだ、
今から始まる道なりで。
終わりも正解も答えもなくていい、
全てが始まりで、その道なりで"大切"があつまって、
人生が続いてきた。
愛することは、生きること
なぜ生きるのか、それは愛があるからだ。
はじめることに、希望を感じているからだ。
わたしの人生を愛していて、
そして愛を渡したい人がたくさんいるから
今、生きている。
わたしが自分の人生がとびきり好きな理由は、
ひとつ、
大切な家族がやさしさを教えてくれたから
ふたつ、
大切な人たちと混ざり合った
価値観でわたしのパーツができているから
単純に大好きな人たちと向き合えば向き合うほど
わたしはわたしを放っておいても
この人生を生きていたいと思う。
見返りなんてなーんにもいらないほどに、
人と比べることができないほどに、
十二分に愛を知り、
わたしの人生は代えが効かなくなった。
これから毎年、毎日、
わたしは大切な人が増えていくだろうし、
その度にわたしはわたしの人生が好きになる。
もちろんそれは私の強さでもある。
ノンフィルターで世界を覗き続けるからだ。
愛を教えてくれてありがとう、
まっすぐ世界が愛しいと思えるわたし自身へ。
愛するということは、生きること。
次にこの言葉を読むときは、
首を傾げながら、添削していたい。
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