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エスパー石鍛冶のクリーチャー選択

以前の記事にも書きましたが、僕が使っているエスパー石鍛冶はメタに合わせて土地やクリーチャーを微調整します。今回はそれぞれのクリーチャーの特徴について書きます。
(↓エスパー石鍛冶のデッキリストや運用の記事)
https://note.com/orbitalninzin/n/n7b35c74001ff
https://note.com/orbitalninzin/n/n1576aaa32e7b

【メイン 石鍛冶含め8〜13枚】

・石鍛冶の神秘家
基本は4枚固定枠。ただし、コントロールが多い環境だと3枚にしたりします。また、石鍛冶とセットで考えられるのは装備品。通常はバター1十手1ですが、最近はオーコ討伐用にバター1飢餓饗宴1が多いらしいです。奇跡が多い時は火と氷がメインインしたり、コンボやデプスが多い時は飢餓饗宴がメインに入ります。バター、十手、火氷or飢餓饗宴の3枚ともメインに入れるリストもありますが、初手に装備品があるとキープしずらい+石鍛冶分のアドが減るので、個人的には装備品は2枚が適正だと思ってます。

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・瞬唱の魔道士
僕的には2〜3枚固定枠です。2マナと軽いですが、FB含めると実質3マナ呪文なので4枚はいらない。青白で組むと、瞬唱・ネメシス・クリークがクロックになりますが、いずれも3T目まで使えないので要注意。除去と石鍛冶をうまく引き込まないとデルバー相手に手札が余って負けます。

特に対デルバーだとデイズケアしながら3マナだと4T目まで待つ必要があるため、サイド後は瞬唱でアド稼ぐことを考えるよりピン除去をインしたほうが安定します。

奇跡やコンボに対して非常に強く、特にANTに対して

初手囲い→3T目瞬唱からFB→次ターンから瞬唱ビート

の流れが死ぬほど強いです。
奇跡のサイド後は剣の着地が勝敗を大きく左右しますが、剣が出た状態で相手がフルタップしたらエンドに瞬唱から装備パンチでかなり有利になります。

・悪意の大梟
対デルバー・エルドラージ最終兵器。特にエルドラージは序盤のこいつ一枚で止まります。デルバーだと稲妻やデイズでよく死にますが、そうすると3T目の石鍛冶の生存率が上がるため十分仕事してます。地味に飛行持ちのため、ネメシスで地上を止めた後装備品持って空から流れるのも強い。最近はアルケニストのせいであまり使われない印象。コンボ相手にはクロックが細すぎるので、こいつをメイン採用する場合はサイドにコンボ用クロックを用意します。

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<最近は忍者でも採用されてる?さすが忍者汚い>

・真の名の宿敵
くっそ汚い最強カード。プロテクションお前はギャグすぎる。自分が使っていると、「クロック3で微妙だしトランプル止まらねー!」と弱く感じますが、相手に使われると「こんなんどう対処すればええねん!」ってなる天邪鬼カード。こいつの対処用に採決刷られたのは明白。装備品との相性は最高で、特にビートやミッドレンジ等フェアデッキ相手に対して「ネメシスがバターを背負う」が明確な勝ち筋になります。コンボ相手にはただの3マナ3/1なので、サイドアウトして僧侶とか翻弄君入れたほうがいい。

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<UW石鍛冶では定番の2人ですが、エスパーだとスタメンとは限らない>

・ヴェンディリオン三人衆
かつて1万クラスだった最強のフェアリー。奇跡の誘発スタック、実物提示対応、アップキープにえいっ!、カラカスで毎ターンハンド検閲等、枚挙に暇がない。トークン無視で空からオーコ討伐に迎えるため、現在は追い風。特に青白でコンボ・コントロール対策でメイン1〜2枚採用される。エスパーだとハンデス4ヴェンディ0かハンデス3ヴェンディ1が適正だと思う。ただし、シャーテル系の早いコンボはヴェンディでも間に合わないため、早いコンボが多い環境なら素直に囲い4入れた方がいいと思う。

・未練ある魂
最強のアンコモン。一時期のエスパーの強みはこいつを採用できることで、メイン4のリストもよく見かけた。特にPW対策として優秀で、ヴァリアナと神ジェイスに強い。装備品との相性はネメシスに続いて良く、みれたま3枚以上採用するなら火と氷、飢餓饗宴の2種をメインサイドに1枚ずつ入れておきたい。こいつと装備or謙虚が揃うとミッドレンジにはまず勝てる。「デルバー止めれるから強い」という評価をよく聞くが、デイズとピアスに引っかかり、二股の稲妻でも対処されるので相性は普通くらいだと思う。ビート相手にチャンプ要員として使うみれたまは弱く、奇跡相手の分割クロックや、対ミッドレンジの後半に引いて4点クロックとして使うのが強い。個人的に歴代の石鍛冶クリーチャー枠で一番好き。

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<史上最強のクロック。絵も綺麗だし、イニストラードのトップカード>

・黄金牙、タシグル
個人的に好きなクロックNo2。ミッドレンジやコンボに対して強い。対白デッキだとソープロやカラカスが効いてしまうため、不毛2を入れてサイドからるつぼ入れるのが基本。不毛、ハンデスと相性が良く、特殊地形を多用するMUDやエルドラージ系のミッドレンジ、コンボに対して序盤からハンデス・不毛で行動を縛りつつ墓地を貯めて、3〜4T目に探査から着地すると速やかにゲームを終えてくれる。石鍛冶中クロックが最も大きいため、装備品割られた時の「フィニッシャー」としては最も強い。起動型能力はほとんど使うことはないが、使用する前提ならアカデミックの廃墟と併用すると強い。装備品が落ちた時の回収用と、ヤバいエンチャ・ファクトが出た時の爆薬サーチに使える。罠の橋多重貼りされたり、後半グダったミッドレンジ(デルバーやカスケード含む)相手に爆薬ループが決まるとそのまま勝てる。梟を併用すれば廃墟で回収もできるが、梟は主に早いビートに強いため、後半に使い回すことはほぼない。

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<実はちょっと違う2人。今更ですがタシグル君って人間なんだね>

・グルマグのアンコウ
エスパー石鍛冶にはほぼ入らない。パワー1上がるのは強いが、瞬唱とみれたまを併用していると探査1の差が大きく、出るのが1T遅れるとタシグルに期待する「コンボ相手の速やかなフィニッシャー」として致命的。タシグルより優れるのは、相手のアンコウを止められることと、エルドラージのスマッシャーを止められること。クリーチャー主体のビートでこそ真価を発揮するため、エスパー石鍛冶よりデスブレード向き。

そのうちサイド編も作るよ!みんなで石鍛冶をTier1にしよう!


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