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オンセミコンダクター(ON) 2024年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ


決算

⭕️EPS:実際$1.08 予想$1.05
⭕️売上高:実際$1.86B 予想$1.85B
前年同期比売上高成長率:-5.1%
ガイダンス:
❌来四半期EPS:実際$0.86-$0.98 予想$1.01
❌来四半期売上高:実際$1.68B-$1.78B 予想$1.83B



CC(カンファレンスコール)

ハイライト

第 1 四半期は、全世界のチームが、売上高 18 億 6,000 万ドル、非 GAAP ベース売上総利益率 45.9%、非 GAAP ベース 1 株当たり利益 1.08 ドルを達成し、いずれもガイダンスの中間値を上回った。
同社は、前四半期比30%増のデザインウィンを達成し、シリコンと炭化ケイ素の分野で同社の技術力を背景にシェアを拡大するなど、引き続き業務遂行に注力している。

顧客は、同社のポートフォリオの幅広さと、インテリジェント・パワーおよびセンシング・テクノロジーの優れた性能を高く評価しており、プラットフォームの獲得に引き続き貢献している。
将来の収益に関する先行指標は、第1四半期の新製品売上高が前年同期比9%増となり、車載および産業用分野で市場を凌駕するという同社の計画を裏付けており、今後も規模が拡大するにつれて有利な粗利益率で会社全体の成長を上回ることが期待される。

特に、同社の炭化ケイ素事業は、第1四半期に基板の50%以上が社内生産によるものであり、フル稼働ベースで業界最高の業績を達成したと考えている。
同社の炭化ケイ素ソリューションの性能は、垂直統合されたサプライチェーンと相まって、顧客基盤の急速な多様化を可能にしている。

北京で開催された中国自動車ショーから戻ったばかりだが、同社は引き続きシェアを拡大し、中国の大手OEM上位10社に進出しており、新たに発表された800ボルトのEVプラットフォームにもすでに設計されている。

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