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アステララボ(ALAB) 2024年2Q 決算&カンファレンスコールまとめ

会社概要

会社名:
Astera Labs, Inc.($ALAB)

業界:
半導体およびクラウドインフラ

本社:
カリフォルニア州、アメリカ

上場年:
2024年(NASDAQ)

概要:
Astera Labsは、AIおよびクラウドインフラストラクチャ向けの半導体ベースの接続ソリューションを提供する企業です。
同社のソリューションは、PCIe、CXL、イーサネットを統合し、システム管理と最適化ツールであるCOSMOSソフトウェアスイートを活用したインテリジェントな接続プラットフォームを提供しています。

事業内容:
クラウドおよびAIインフラのための高性能かつ低レイテンシーの接続ソリューションを開発しています。
具体的には、AIとクラウドデータセンターの接続性を向上させるための半導体製品を提供しており、これには、PCIeおよびCXLスマートDSPリタイマやメモリコントローラが含まれます​。

類似企業:
株式会社サムコ(日本)、マーベル・テクノロジー・グループ(アメリカ)

公式HP:
https://www.asteralabs.com

前回決算

決算

⭕️EPS:実際$0.13 予想$0.11
⭕️売上高:実際$76.9M 予想$72.53M
前年同期比売上高成長率:619.3%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$0.16-0.17 予想$0.11
⭕️来四半期売上高:実際$95M-100M 予想$79.44M

Memo:
2024年第3四半期見通し:

非GAAPベースの売上総利益率は約75%。
非GAAPベースの営業費用は約4,600万ドルから4,700万ドルの範囲内。
非GAAPベースの税率は約20%。


カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント

ジットエンドラ・モハンCEOが、第2四半期の業績に満足し、第3四半期の見通しが明るいと述べた。
AIインフラへの投資が引き続き強力な投資サイクルを推進しており、同社のインテリジェントで柔軟な接続ソリューションが顧客の複雑な課題を解決していると述べた。


2.戦略と取り組み

AI技術の進化に対応するため、Aries 6 PCIリタイマーファミリーの初期生産注文分の出荷を開始。
台湾にクラウドスケール相互運用性ラボを拡大し、インドに新たな研究開発センターを開設。
PCI Express、イーサネット、Compute Express Link(CXL)の3つのコア技術標準に重点を置いた製品ファミリーを展開。


3.市場の動向とマクロ経済要因

AIインフラへの投資の速度と動的な性質が市場を牽引している。
複数のテクノロジーにわたる新製品サイクルからの恩恵が大きいと述べた。


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