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MBTIにおけるタイプ別の応答速度の違い

前回の記事で、MBTIで分かることは外部に対して自分がどのように応答するのかという、心の習慣の傾向であると書きました。

MBTIにおける4つの指標について、色んな人と接しているうちに、それぞれ外部に対する応答速度に明らかに差がある事に気がついたので、記事にまとめました。

1.心的エネルギーの向き
内向型(I)か外向型(E)で表される指標です。外部からの応答という点では、心のセンサーが外に向いている外向型の方が、明らかに応答速度は早いです。

2.ものの見方
感覚型(S)か直感型(N)で表される指標です。感覚型はありのままを受け入れて反応する一方で、直感型はありのままを受け入れず、その本質を見極めようとするためにワンテンポ応答が遅くなる傾向があります。

3.判断の仕方
感情型(F)か思考型(T)で表される指標です。感情が無い人間は居ないと思いますが、思考型の人間であっても反射的に感情が生まれ、その次に考えようとします。ですので、思考型の方が応答が遅くなる傾向があります。

ところが、成熟した思考型は感情から思考への切り替えが習慣化しているほか、感情で反応しないように思考が先回りして予防線を張るなどして、感情を殺すことが上手くなっているので、ものの見方ほどの応答速度に差が出ていないように見えます。

4.外の世界に対する接し方の心の習慣
判断型(J)か知覚型(P)で表される指標です。流れに身を任せて臨機応変な知覚型に対して、流れに逆らってでも自分の判断軸で動く判断型です。一般的には場当たり的な対応をする知覚型の方が応答速度は早いですが、場当たり的な対応が効かない場面では判断型の方が早い傾向にあります。

まとめると、外向型>内向型、感覚型>直感型、感情型>思考型、知覚型≧判断型となります。各指標間の応答速度の違いですが、恐らく心のエネルギーの向き>>>判断の仕方>ものの見方>>外の世界への接し方だと思っています。

これを適用すると、
最も早そうなグループ
ESFP ESFJ
2番目に早そうなグループ
ESTP ESTJ ENFP ENFJ
3番目に早そうなグループ
ENTP ENTJ ISFP ISFJ
4番目に早そうなグループ
ISTP ISTJ INFP INFJ
最後に
INTP INTJとなります。

周囲の人間を見ていて感覚的に正しい気はしていますが、検証は次の機会にしようと思います。

追記
「NはSの派生、TはFの派生」という記事を発見しました。派生型であるがゆえに応答速度に差が出ているのだろうと改めて自説が補強できた気がします。

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