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書店員日記 「お店の人ですか?」
書店員のユニフォームと言えば、皆さんどんな格好を思い浮かべますか。
おそらく、多くの方がエプロン姿を想像するのではないでしょうか。
でも、当店では、エプロンを着用しているのは女性スタッフだけです。
以前店主が勤めていた書店でもそうだったので、そのパターンの書店はわりと多いのかもしれません。
男性スタッフは基本的に、ワイシャツ(ネクタイは個人の任意)にスーツのパンツ。一見、普通の会社員ですね。
もちろんネームプレートは付けているのでよく見れば書店員だとわかるのですが。
男性スタッフが棚の整理をしていたりすると、お客さんに「お店の人?」とか「店員さんですか?」とか、よく訊かれています。
こっちの立場としては、お店の人じゃないのに文庫の品出ししてたらおかしいだろうに、と思うのだけれど、確かに、書店では出版社の人たちが棚の在庫チェックをしていたりすることもあるので、お客さんから見たらわかりづらいかもしれませんね。
とは言え、今日の場合はどうなのかと思います。
男性スタッフが年配の女性のお客さんに声をかけられました。
「あのーお店の人ですか?」
彼がいたのはレジの問い合わせカウンター。
いや待ってよ。そこにいるのがお店の人じゃなかったらさすがに誰だよ、ってなるでしょ。
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