優しい人には優しい人が集まるものだから
今日はいい日。
甥夫婦が旅行の帰りに立ち寄ってくれたのだ。雑談の中でふいに耳にした言葉がスローモーションで何度も再生される。
お互いの仕事の話になったので、わたしが「(転職後の職場は)みなさん優しいのだー!」と報告したところ、甥嫁から「ゲッターズ飯田(氏)が、
『周りの人が優しい!』と言っている人が優しい」みたいなことを言っていたと思う」と聞いた。
ふむふむ。ネット検索したところ、ヒットしたのがタイトルの「優しい人には優しい人が集まるものだから」これだね。
チクリと胸が痛む。
今の人間関係と比べて前職時はどうだったのか。
いわずもがな、「○○、○○には隙を作るな!発言を受け入れる前に裏を取れ!裏の裏を読め!また尻拭いをさせられるの?」
最後の3年間はこんな感じだった。
物騒にもほどがある。
ある期間『孫子の兵法』を参考に「戦わずして勝つ」ならぬ「戦わずして平和をつかむ」を目指し、丸く収めてみんなハッピーを夢見たけれどダメだった。方法を誤ったのだろう。思うことが多々あって結局退職を選んだ。少しずつ人間らしくなれたらうれしい。
感情は周りに伝わるので、最大限の自覚と配慮が必要になる。「喜怒哀楽」が「怒怒怒怒」だったわたしでも、環境変化と内省の結果「喜楽」が残った。
そして今、優しさに包まれて感謝でいっぱい。
これについては、改めて書いてみたい。
現状維持は何よりも楽で安心だけど、「それでいいの?」と自らに問いかける勇気は捨てたくない。
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