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【構築記事】サッカーボールエースバーン【改良編】

こんにちは。トリオン派ウィッチャーです。
先日紹介した非エクのエースバーンデッキの現物を完成させ、ブラウザ一人回しツール「初手わかる君&ひと(り回)し君」で環境デッキと対戦させてみました。

主にトップメタである三神ザシアンとムゲンダイナデッキと対戦させたところ、様々な修正点が浮かび上がってきたので新たにデッキを組み直してみました。

修正点

ジャイアントボムを利用して三神を1ターンで倒すというコンセプトで組んだデッキでしたが、そのコンセプトを貫徹する事を優先しすぎるあまり2進化デッキに必要な後続のポケモンを安定的に育てることができなくなっていました。また、スワンナ2体でちょうど三神を倒せることに気付き、一発を狙うよりも打率を重視する方向に方針を転換しました。
また、エースバーンとスワンナを合わせてもムゲンダイナVMAXを倒せないことが予想よりもかなり厳しく、3体をつぎ込んでムゲンダイナVMAX1体をを倒すことを2回繰り返すことが難しいことが分かりました。
このことからも、安定してポケモンを育て、足らない10

点を何らかの方法で調整することで2体のポケモンで1体のムゲンダイナVMAXを倒せるようデッキを組み直すことにしました。
他にジラーチや縦引きをしながら進化ポケモンを育てるためのパーツを集めるため、マリィで札を流されることに非常に弱いことが分かりました。安定して後続を育てるためにはその対策も必要です。

改良前のデッキレシピ

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修正点を意識して組み直したデッキレシピが以下になります。
デッキコード[gQnLPn-KqyEF5-Lgg6ng]


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新しいカード(追加カード)の採用理由

ヒバニー(4枚目)(確)
新しい方向性である後続を安定的に育成するために、その元となるたねポケモンを増やしました。体感としてもヒバニーが手元に来る確率やスーパーボールにヒットする確率が上がり進化させるカードが手札に揃った時には大抵ベンチにいてくれます。

スーパーボール(4枚目)(選)
構造の安定した育成のため、たねポケモンも進化ポケモンも手札に持ってこれる可能性があるスーパーボールも1枚追加しました。後半腐る可能性もあるので、デッキを回して目立つようであれば他のカードに差し替えます。

しあわせタマゴ(確)
メイ同様にきぜつする機会が多い非エクのデッキと相性が良いマリィへの対策カードです。手札を補充して後続のポケモンを育てるためのカードを引き込みます。リセットスタンプへの対策にもなるのが偉い。できればもう1枚入れたいところです。

げんきのハチマキ(確)
上述したムゲンダイナVMAXに対して足らない10点を補うカードです。
エースバーンがHP200のVポケモンを倒せるようにもなります。

スイレンのつりざお(確)
一度使ったポケモンの道具をもう一度使いときに重宝します。
しあわせタマゴとムゲンダイナと対戦している時はげんきのハチマキを再利用します。実質各種カードの+1枚目です。
またポケモンを回収できるため、進化ポケモンだけ足らないと言う時にトラッシュから釣り上げてスーパーボールで手札に持ってくることで進化させることができます。

メイ(3枚目)(確)
このカードが1枚多いかどうかでデッキの継戦能力が随分と変わります。
きぜつが条件ですが、頻繁にきぜつが発生する非エクデッキでは難しい条件ではありません。

エリカのおもてなし(選)
縦引きのドローサポートを厚くするために採用しました。
ムゲンダイナ等のベンチに並ぶデッキが相手の際は強力です。
平均は4枚くらい。 
 
巨大なかまど(選)

大は小を兼ねるということで竈に変更しました。
炎エネルギー限定なので、相手に利用される可能性がトキワの森より大幅に低いです。1枚は混沌のうねりにする手もあります。

ヒート炎エネルギー(確)
エースバーンラインにしか使えませんが、エースバーンが三神のオルジェネ込みアルティメットレイを受けきることで先に三神を倒せるようになる可能性が生まれます。先に三神を倒せれば返しにザシアンVによって倒されてもサイドを1枚先行できるの有利にゲームを展開できます。ジャイアントボムの代わりとなる三神ザシアンへの新たな勝ち筋です。
またヒバニーに付けておくと、ムゲンダイナデッキに入っているガラルジグザグマのかんしゃくヘッドの集中砲火できぜつする確率がぐんと下がります。

採用が検討されるカード

おおきなおまもり
ヒート炎よりHPを上げてくれますが、ポケモンのどうぐの付け先が埋まり気味なのが問題です。

しあわせタマゴ(2枚目)

ジラーチに次ぐデッキの潤滑油その2。
入れるのであれば、冒険のカバンと交換です。

ダンデ
エースバーンの火力を220まで引き上げることで、多くのVポケモンを一撃で倒せるようになります。想定されるのは三神ザシアンのミロカロス、ガラルネギガナイトV,コーティング鋼エネルギーの付いたザシアンVです。
入れ替えるのであればエリカのおもてなしです。

ツールスクラッパー
三神ザシアンのおおきなおまもり、セキタンザンVMAXのムキムキパッド、ルカメタザシアンの鋼鉄のフライパン等、剥がしたい道具は多くあります。

リセットスタンプ
サイドを3枚以上取られたら使って相手の動きを鈍らせたいですが、枠が非常に難しいです。相手を妨害するカードは自分のデッキを回すことには貢献しませんので、他のデッキよりも安定性がない2進化ポケモンを採用しているデッキなので優先順位は低めです。

デッキの動かし方

最初のターンはジラーチとムックルを使ってヒバニーやコアルヒーを探しに行きます。既にベンチにいる場合は進化と攻撃に必要なパーツを集めます。
攻撃はエースバーンとスワンナのダメージの合計が330なので、2匹でVMAXポケモンを倒すと考えます。相手がムゲンダイナやセキタンザンのような高体力のポケモンの場合は、げんきのハチマキを持たせて火力を上げましょう。ムゲンダイナVMAXはエースバーンかスワンナのどちらがハチマキを持って攻撃できれば、2匹の攻撃でちょうど倒せます。
対戦中は常に後続のポケモンを育てるためのメイや、次の攻撃に必要なエネルギー、とりつかいを手札に持ってくることを意識しましょう。
エースバーンとスワンナは、実質エネルギー要求が無いことが強みです。また、今のポケモンカードのテンポは非常に速いので、矢継ぎ早に攻撃できるかが鍵になります。特に三神ザシアン相手の場合は1ターンでも足を止めれば致命傷になりかねません。
ゲームを通してジラーチ、ムックル、メイで後続のポケモンを育てることの繰り返しになりますが、試合の後半になってトラッシュにポケモンが多くなってきたら、スイレンの釣り竿で回収して山札のを中に戻し、スーパーボールで手札に持ってくる流れがあること覚えておくと良いです。また、これと同ようにスイレンの釣り竿で回収したポケモンのどうぐを冒険のカバンで持ってくる事で、2体目のムゲンダイナVMAXを倒す際にげんきのハチマキを再び利用できます。


主な環境との対面

三神ザシアン
相手の展開速度やサイドを取りきる速さが速いので、足を止めている余裕がありません。先攻を取り2ターン目までにスワンナを立てて先制攻撃をします。そのターンの返しはオルタージェネシスを撃ってくるはずなので、3ターン目に後続を立てて三神を倒せるのがベストです。
後攻を取らされてしまった場合も同様に最速でスワンナを立てて攻撃します。その返しにアルティメットレイを撃たれるので相手の後続が加速してしまいますが、その返しに三神をきぜつさせ、次のターンにエースバーンでザシアンV を倒せれば勝ちの目があります。相手の3体目に必要なエネルギーがつくかどうかの勝負になります。
エースバーンにヒート炎エネルギーを付けると三神のアルティメットレイを一度耐えるので手札にきた場合は忘れずにエースバーンに付けましょう。

ムゲンダイナ
先攻を取ります。エースバーンとスワンナで330ダメージが出るので、どちらかがげんきのハチマキを持っていればちょうどきぜつさせることができます。かんしゃくヘッドで場のたねポケモンがきぜつする想定で動く必要があるので、ヒバニーにはヒート炎エネルギーを付けて少しでも耐久力を上げたいところです。もしげんきのハチマキを用意できなかった場合はヒバニーかコアルヒーで倒しきりましょう。できれば起きてほしくないシチュエーションです。

セキタンザン
ムキムキパッドやストーン闘エネルギーで耐久を上げてくるのが非常にやっかいです。セキタンザンが環境に増えるようであれば、ツールスクラッパーの採用を本格的に検討しましょう。基本的に3回の攻撃で倒していくプランになになります。格闘道場やディアンシーが無ければエースバーンもスワンナも1回はふんかだんを耐えるので、先攻を取り、1匹のポケモンが複数攻撃することを意識してセキタンザンVMAXを攻撃しましょう。

マルヤクデ
相手の2ターン目から攻撃が飛んでくる前提で動きます。ヒート炎エネルギーで体力を上げてくる場合があるので、その場合はムゲンダイナと同じように対処しましょう。

ピカゼク
ピカゼク系のデッキも優秀なトレーナーズカードの存在もあって早い段階から攻撃が飛んできます。基本的には三神ザシアンを相手取るときと同じように動くので、先攻を取って可能な限り最速で攻撃をし始めましょう。フルドライブ打点150はなのでエースバーンは1回持ちこたえる計算ですがエレキパワーがあることを前提で動くことを心がけましょう。ヒート炎エネルギーがあれば、エレキパワー1枚分までは持ちこたえます。

小ズガ
非エク同士の殴り合いなので、どちらが先に攻撃を仕掛けられるかでほぼ勝敗が決まります。先攻を取って最速でスワンナを立てられるかに全てがかかっています。相手がもたついたり弾切れになるのを願いましょう。

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございます。
今回は前日投稿したサッカーボールエースバーンデッキの改良したので、その修正点を中心に記載した記事を書いてみました。
先日はTwitterで三神の話題が多く見受けられましたが、三神が非エクのデッキにとって天敵であることは間違いありません。
そのような環境の中で一矢報いることができるようデッキを考えるのも面白いですね。

改めて最後まで読んでくださりありがとうございました。


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