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一般にギャルのチークは濃いもので「紅ほっぺちゃん」と呼ばれるあの子 午前中のタスク手早く…
カーテンはゆるくはためき僕たちに終わりの音を聴かせてくれる 僕のほうがおかしいですかマシ…
水だけで動く最新ロボットが中途半端な未来から来る ああそれは予定調和のパラドクス押しては…
光化学スモッグ警報美しく娘の髪を編みあげた日に 形見分けだねと笑ったピスタチオ色の自転車…
今年も梅酒がおいしくできた。 といっても忙しくてとても梅仕事をする余裕などなく、義実家が…
先月の、皆既月食とスーパームーンが重なったあの日、ひとつ歳をとりました。 思えば2012年、挙式前に夫と結婚指輪を用意しているタイミングで金環日食があり、ドリカムの歌詞みたい……と痺れたものでした。 自分の唯一の歌集のタイトルも『月は燃え出しそうなオレンジ』ですし、何かと月には縁があるように感じます。 ごりごりの文系だけど、幼い頃から宇宙には惹かれてやまないのです。 「月」を(the moonの意味で)詠みこんだ短歌を探してみたら、ぱっと見つかるのはこれだけでした。 歌集に
「願わない日々」 大脳は夢見る器官ゆっくりと目覚めるときに泣かないように
「詩客」2/6号に短歌連作20首を寄稿しました。 一首でも気に入っていただけるものがあると幸い…
木星を捧げた喉が輝いてきみの居場所を知らせてくれる 足首を冷やした女たちばかり集まる夜の…
八月の熱に刺される通勤路もう産まないと決めた体が 祈ります、あなたの余暇の充実を。人は記…
懐かしい声に呼ばれて明け方の群像劇に名前をつける ヨガマットくるくる巻いて生きてゆくみん…