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orange moon

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短歌の連作や寄せ集めなど。 既発表、未発表混在です。
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記事一覧

湘南ギャルとわたし(連作8首)

一般にギャルのチークは濃いもので「紅ほっぺちゃん」と呼ばれるあの子 午前中のタスク手早く…

柴田 瞳
5か月前
5

青いお茶 赤いお茶 (近詠9首)

カーテンはゆるくはためき僕たちに終わりの音を聴かせてくれる 僕のほうがおかしいですかマシ…

柴田 瞳
1年前
10

未来で待ってる(「ガラピコぷ〜」に捧げる短歌連作)

水だけで動く最新ロボットが中途半端な未来から来る ああそれは予定調和のパラドクス押しては…

柴田 瞳
2年前
11

ピスタチオ色の自転車(「短歌な大忘年会2021 うたげ」参加作品)

光化学スモッグ警報美しく娘の髪を編みあげた日に 形見分けだねと笑ったピスタチオ色の自転車…

柴田 瞳
2年前
3

2021年自選5首

柴田 瞳
2年前
1

梅酒と生きる(旧作8首)

今年も梅酒がおいしくできた。 といっても忙しくてとても梅仕事をする余裕などなく、義実家が…

柴田 瞳
3年前
4

月を詠んだ歌7首

先月の、皆既月食とスーパームーンが重なったあの日、ひとつ歳をとりました。 思えば2012年、挙式前に夫と結婚指輪を用意しているタイミングで金環日食があり、ドリカムの歌詞みたい……と痺れたものでした。 自分の唯一の歌集のタイトルも『月は燃え出しそうなオレンジ』ですし、何かと月には縁があるように感じます。 ごりごりの文系だけど、幼い頃から宇宙には惹かれてやまないのです。 「月」を(the moonの意味で)詠みこんだ短歌を探してみたら、ぱっと見つかるのはこれだけでした。 歌集に

「願わない日々」50首

「願わない日々」 大脳は夢見る器官ゆっくりと目覚めるときに泣かないように

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柴田 瞳
5年前

右手には夜空が似合う(「詩客」2021/02/06号)

「詩客」2/6号に短歌連作20首を寄稿しました。 一首でも気に入っていただけるものがあると幸い…

柴田 瞳
3年前
3

第23回歌壇賞候補作「神の挨拶」30首

柴田 瞳
3年前
5

新しいまぶた(「短歌な大忘年会2020」参加作品)

木星を捧げた喉が輝いてきみの居場所を知らせてくれる 足首を冷やした女たちばかり集まる夜の…

柴田 瞳
3年前
5

アンセムの聴こえない場所(新作8首)

八月の熱に刺される通勤路もう産まないと決めた体が 祈ります、あなたの余暇の充実を。人は記…

柴田 瞳
3年前
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整列する思考のためのフィールドワーク(新作8首)

懐かしい声に呼ばれて明け方の群像劇に名前をつける ヨガマットくるくる巻いて生きてゆくみん…

柴田 瞳
4年前
5

自選15首