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ミラーレス一眼とiPhone 7のカメラ比較

身近にカメラ趣味の人がいないので、ひたすら一人で写真を撮っている孤高の素人カメラマンorangemecaです。

旅行の写真を撮るついでにiPhoneとの画質の比較をしてみました。
iPhone 11のこのご時世、手元にiPhone 7しかないので、ひとまずiPhone 7を使用します。買い替えは新しいiOSが対応しなくなったらと思っているので、次のiPhone 12あたりになるんじゃないかな。買い替えたらまた試してみたいですね。
ただ、スペックの数値上は7から11まで1200万画素/f1.8と変化はありません。
とはいえスマートHDRやDeep Fusion等の機能が増えていますし、画像処理エンジンなんかは新モデル毎に進化していると思われます。

カメラは「SONY α7 III」、レンズは概ね「Voigtländer APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical」です。

解像度、焦点距離が異なるので、全体画像は画角の狭い50mmに、等倍表示は解像度の低いiPhone 7に合わせてそれぞれサイズを調整しています。ちょっとiPhone 7の方が不利な条件になります。ですので等倍でどんな違いがあるかではなく、iPhone 7の画質に対してどの程度綺麗に撮れるかを観点としたいと思います。
この辺の条件の違いはiPhone 11 Proなら換算52mmの望遠レンズが付いているので比較もしやすかったかな。

画像は全て上がiPhone 7、下がα7 IIIです。
縮小された引きの画像、等倍画像の順になっています。
どうもnoteに上げるとそれだけで鮮明度が落ち、ぼやけた感じになるのと、ここまで縮小すると引きの全体画像では差が見えにくくなってきます。
(あれ?クリックすると横幅1280pxまで拡大する機能って以前からあった?てっきり620pxに縮小されるのかと)

一発目からiPhone 7が不得手な夜景から。ホテルの窓越しでの浜松駅付近。部屋の電気を消して何とか撮ってみました。
iPhoneでももうちょっとスローシャッターで撮る等頑張れる余地はあったかな。
黒とノイズ量に違いがあります。

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等倍画像で見比べるとさすがに歴然な差がありますね。APO-LANTHARは光芒が美しいし、道路の文字まで読めそう。

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これもホテルの部屋から見えた浜松城。朝日を浴びて光は十分なのでiPhone 7でも頑張れるところ。
朝日は登るのが早くて、撮っている間にちょっと日の当たり方に違いが出てしまったかな。

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等倍画像では城のみならず、自然の木の鮮明さに違いが見えます。

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浜松市の中田島砂丘にて。部活の学生で賑わっていました。
日中の順光での引きのシーンですからね、さすがにiPhone 7でも綺麗に撮れます。

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等倍表示するとさすがに砂の粒度に大きな差が。iPhone 7はのっぺりした塗り絵のよう。

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引き続き中田島砂丘で逆光耐性の違いも。
APO-LANTHARは太陽でも光芒が確認できました。凄い。
iPhone 7もLightroomで補正したら、色合いをここまで近づけられました。

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逆光耐性が目的だったので等倍画像はオマケですが、日の光の反射なんかで違いが見られます。

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最後に過去に「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art」で撮っていた能登半島の見附島。
色味の違いこそあれ、ここまで縮小されるとかなり近い雰囲気。iPhone 7の暖色よりの色味はちょっと自然じゃない感じ。

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これは正直 SIGMA 40mm の写りに驚愕というか、岩の質感の違いとか、今まで同様の違いがあるんですが、それ以上に等倍で表示した際の人の鮮明さに驚きます。

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いかがだったでしょうか。次回iPhone 12との比較もお楽しみに。


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