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一度は会社を試したいと思っている

会社と私の関係なんてものすごく抽象化すると、年度予算を達成するかどうか、だと思っている。

会社は売上と利益しか見ていない。どんなに個人が過去に会社貢献してきたとしても、単年度で達成を失敗したらまず黄色ランプが付けられる。その後次年度・・次々年度と失敗し続けると降格される。実際そういう状況を目の前で見せられたことがある。

予算を達成することを「数字を守る」と言うが、この数字を作るためには、1つ簡単な手段がある。原価を抑えることだ。事業に関わるスタッフはできるだけ人数を減らせばいい。事業を継続するための資材を減らせばいい。極端に無駄を減らせば利益は出やすくなる。

アメリカの大企業は、儲けが想定より大きい場合は、敢えて仕事も無いのに人材をかき集めてお金を使おうとする。それでその人材が新たにビジネス開拓してくれればラッキーだ。もしそうでなかったとして、次年度に利益が欲しい時には解雇すればいい。去年、アメリカの大型解雇が話題になった(レイオフ)。しかし株価は上がって行った。これは利益創出プログラムだ。人を減らして利益を確保したのだ。解雇しやすいアメリカ企業は大胆に経営しているな、と感心してしまった。

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