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不安があるとして

マネージャーやってて、不安があるとする。
不安を解消するために、不安はどこから来ているのかを言語化する。

言語化したものの、いつ、どこで言い出すかのタイミングを測る必要がある。そこを見誤ると誤解を与えてしまい面倒だ。

そして、タイミングが生まれ、ようやく伝えるのだけど、ここでマネージャーは一つ気をつけなきゃいけない。

自分の不安を解消したいからと言って、話し過ぎないこと。と言うのも、メンバーはマネージャーの不安な気持ちをたくさん聞くと、一緒に不安になってしまうからだ。

薄味すぎると何にも伝わらなくて意味をなさないが、逆に全部を伝えようとすると途端に不安地獄になる。下手するとメンバーのメンタルが病んでしまう。

この辺りのさじ加減は大変難しく、言い方は良かったかな、ってメンバーに伝えた後にまた不安になるマネージャー。そう、不安は解決しなきゃそもそも無くならないのに、話し過ぎてしまうのだ。不安の中身を。

でも伝えなきゃ始まらないのも事実。不安は大きくなるし時間は過ぎるし、そしてだいたい当たるのだこの不安は。

だから、伝える。でも、ほどほどに。この気遣いが必要な限りAIには取って変わらないなと思う。

伝えるけど、伝え過ぎない。
不安は持ち帰って、後はメンバーの頑張りを期待する。なかなか高度なコミュニケーションが必要だと思う。

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