見出し画像

orangeitems photo[12] 箱根湯本・強羅

箱根に行ってきました。たまたま用事があって。

箱根をしっかり楽しむなら一日では絶対に足りません。一言で箱根と言ったって、ディズニーランドとディズニーシーを足しても足りないくらい広いです。それなのに用事の合間にちょっとだけ見て回ろうとしてので、結局は箱根湯本と強羅の一部しか見られず、むーん、という感じですが、それでも写真は撮れたのでヨシとします。


箱根湯本

まずは箱根の玄関口、箱根湯本です。

今回は電車で向かったのですが、本当に箱根を散策したいなら、平日に車でくるのが最高かな、と思いました。平日でもケーブルカーや電車は混み混みなので、休日だとどうなっちゃうんだろ、と思いました。

温泉街と言う感じの駅前。この日はぎりぎり天気は持ったという感じでした。次の日は大雨だったのでラッキーだった。

駅前を流れる早川です。上流の川はきれいですね。

早川の上にある有名なあじさいばしから撮影。左手は箱根湯本駅です。あじさいが有名な箱根に、6月に来れるのは最高。

向こう岸に渡りました。何目的化というと、箱根町立郷土資料館を見たかったからですね。

ちなみに、このページから「利用案内(営業日・入館料など)」を辿ると、入館料が50円割引になるページにたどりつきます。マニアックな!と思いましたが私は利用させていただきました。なんで割引になるのかはよくわからなかったけど。

それはもう、あじさいの季節で。

湯本富士屋ホテルを通り過ぎると、箱根町役場があります。資料館はその横です。

到着しました!。

箱根町立、ということもあり役所がやっている資料館で派手さはありません。が、箱根の歴史が学べる場所です。その土地に行ったら最近はまず、歴史博物館に行くことにしています。その土地がどう始まってこうなっているか、ということがわかると100倍面白いからです。原因と結果。

箱根、というよりもともと温泉は「湯治」つまり、医療から始まっています。昔は、「一巡り7日、三巡り21日」という言葉があって、長期滞在しないと意味が無かったとされていました。一週間を3本ですから、だいたい一か月は滞在しないとならず、しかも下水道の技術も整っていなかったので、源泉のお湯をそのまま貯めて温泉としていたそうです。

そこから、いや一週間でいい、となり、そして一泊二日でも・・いや日帰りでも・・という話になっていき、湯治の目的から、観光地と変貌して行ったということが学べました。

昔は高い身分の人しか利用できなかったのが、どんどん庶民が訪れるようになったという流れ。そして、戦後、ものすごい開発ラッシュが起きて今の箱根の形となった・・という話を理解しました。

写真が撮れたら良かったのですが、館内写真撮影禁止ということで、おしゃべりしてみました。当時の貴重な写真がたくさん掲示されています。ぜひ箱根を訪れた際にはご覧ください。町立ということもあり地味ですがね。

箱根町役場です。

役場前から箱根湯本駅の方まで。高台にあり見晴らしがいいです。高台にあるのは水害対策ということもありそうですね。

なにしろ、あじさいの綺麗な季節です。


強羅公園

で、そこから箱根登山鉄道に乗って、強羅まで足を延ばしました。

ここから先は

1,615字 / 42画像

いつも読んで頂きありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。