学校で「いじめ」をうけたらまずやるべきこと
幼稚園では先生主犯のいじめを経験し、小学校では、大切な友達がいじめにあい、巻き込まれ型のいじめを経験したことがある、おれんじ歯車です。
今回お話しすることは、自分がいじめにあった時、まず最初にやっておくべきおすすめの方法をお伝えします。
朝起きて、具合が悪くなる症状が出た場合は、頑張って学校を休みましょう。
まず「いじめ」の質に関係なく、やるべきことは、自分の見方をみつけること、自分の居場所を確保することです。
自分の心が落ち着ける、リラックスできる場所が沢山あると素晴らしいです。お家でも、公園でも、仲の良いご近所さんのお宅でもいいです。
ほっとする場所がないと心が壊れます。
そして、一番意識してほしいことは、人間の世界人口が約77憶人いるということです。
77億人の個性が存在しているので、どこかに必ず、あなたの味方がいます。だから、大丈夫です。
ただ、味方というのは、自分で探して、調べてみないと分からないので、行動することが大切になってきます。
77億にピンとこない方は、一度、77憶を指を折りながら数えてみると、その途方のない数字を実感することができると思うので、自分が飽きるまで、77憶を声に出して数えてみてください。
保護者、教師、親戚、近所、友達、SNS………
味方を見つける方法は、自分の悩みを相談することです。信頼している人なら真剣な相談を、まだ深く関わっていない人には、ちょっとしたことを相談してみると、相手の答え方で、その人の意見が分かります。
自分が何か相談した時、あなた自身を「否定しない人」は、あなたのことを大切に思ってくれている人です。
身近な人に、直接会って相談してください。(メールや電話だと、他の人に相談内容を知られる可能性が高く、本心が出にくいため)
悩みを相談して、理由もなく「お前が悪い」「そんなんじゃいけない」と否定ばかりする人は、自分の敵になる可能性が高い人なので、要注意です。
「~だから、それは君が良くないんじゃないかと思う」というような……理由と、意見を言ってくれる人は、とても貴重です。
SNSで、こういうことをされた。と、相談をする記事を書くこともできますが、敵と味方の両方が入り混じって、敵の意見も味方の意見も見ることになるので、あまりお勧めしません。自分の身の回りに味方が一人もいないときの、最終手段として使うことをおすすめします。
頼れる人には、自分がどんな気持ちでいるのか(苦しい、悲しい、つらいなど)どうしたのか(勉強したい、転校したい、家にいたいなど)をきちんと伝えて、自分の心が安心できる場所や、安心できる人と過ごす時間を増やしてください。
学校内の最初の相談相手は、保健室の先生や図書室の先生をおすすめします。理由は、担任や他の教科の先生が主犯の場合があったり、相談することによって、相談相手の先生の行動で、いじめが悪化する場合があるからです。
保健室の先生や図書室の先生は、普段から直接関わることが少なく、あなたのことをよく知りません。客観的に物事を考えているので、敵になる可能性がとても低いです。
何故、いじめと判断することが難しいのか。
それは、喧嘩の延長なのか、差別意識が原因なのか、他人から見ると判断が難しいからです。
クラス単位でのいじめの場合は、次に上がる学年でいじめの加害者と同じクラスに当たる可能性があるので、出来るなら、転校した方がいいです。
転校は逃げ…?いいえ、反撃です。サンドバックがいなくなったいじめっ子は、ストレス解消の玩具がなくなって、喪失感を味わいます。だから、いじめを受けて学校を休んだら、してやったりという気持ちでいるとよいと思います。いじめっ子と呼ばれる者は、感性が歪んでいるので、普通の考え方は通用しません。
家の都合で転校できない場合は、保健室登校をして、図書室を使えるようにお願いしてみることをおすすめします。
私、おれんじ歯車は、長い休み時間は図書室に行き、自習時間も、先生にお願いして図書室に行く許可をもらっていました。色んな種類の小説や図鑑、歴史ものなどの漫画もあって、飽きることがないです。落書き帳に絵を描いてすごすこともありました。図書室の決まりを守れば何をしてもいいので、私の心の支えとなっていました。
しかし図書室でいじめを受けた場合、その学校に行く価値を感じません。図書室=安全な場所であるべきです。
図書室は知識を得る場所です。本を大切に保管する場所です。そこでは、誰かが誰かを害することや、本が傷つけられることがあってはいけない場所なのです。
自分の居場所と味方を探すことが大切なことです。
一緒にいて落ち着く人、心を開ける人、相談に乗ってくれる人、楽しい気持ちになる人。あなたを好きでいてくれる人。
あなたがどんなに悪口を言われても、どんなに自分のことを嫌いでも、あなた自身を大好きになって、あなたのことを大切に想ってくれるくれる人は、どこかに必ず存在します。
だから、大丈夫です。あなたは、誰かの大切な人です。
もし、「自分を必要とする人がいる」なんて嘘だ!と思うなら、世界の77憶人に出会って、確認してから「嘘だ」と思ってください!
皆様の心と体の健康を心より願っております。
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