シングルマザーRule 2:　３人だけの小さな世界。

新型コロナの影響で街は閑散としているようで、郵便局もスーパーもコンビニもドラッグストアも人で溢れています。行き場が制限された人間の許された場所かのよう。されど働く人は働いてる。自粛する人は自粛してる。ボーダーラインが本気で迷子です。

政府の自粛要請は自己判断に委ねると言っているようなもので、職場環境や生活環境、価値観、各々の状況と心境で『いまをどう過ごすか』が決まってしまう。決して望ましい統一性を生まない。やりきれない。

私は感染するリスクも感染させるリスクも全力回避したい。子供を守れるのは私しかおらず、私が感染したら事実上、我が家は機能不全。やるせない気持ちや焦りと闘いながらもStay homeをしていると、ふと子供としか会話をしていない自分に気付く。

シングルマザーになって、子供との距離感がぐっと近くなった。お兄ちゃんは何でも話してくれるようになり、私の顔色を見ては彼氏か！？と言わんばかりのサポートをしてくれる。弟君はお兄ちゃんと私の間の可愛いクッションのような役割を見いだし、双方に甘え可愛がられ、８歳ならではの楽しいアイデアを提案しては家庭生活を盛り上げている。昨日はディズニーランドのチュロスを３人で作った。（訂正：作らされた）シナモンシュガーの甘〜い香りが嗅覚から心を溶かすじゃないかっ。ディズニー、愛してます。

私たちは、いつの間にやら
３人家族という小さな世界を造り上げたのだ。
小さな小さな世界。
It's a small world.

“小さな家は、お金を掛けずに過ごしやすさを追求してみました。
精一杯の工夫を凝らせばファンタジーが広がります。
足りない、と感じさせない充足感を常に意識していますね。
楽しさは創るものではない、感じるもの。
幸せは与えられるものではない、分かち合うもの。
夢は見るものではない、叶えるもの。
そう子供達に感じてほしかったのです。”
ー オレンジフィッシュ

私、思います。今は今しかなく、子供たちとこんなに密に過ごせるのも限られた贅沢な時間だと。
子供たちはなぜかふたりとも自立心旺盛。近い将来、この小さな家を飛び出していく予感はきっと的中するでしょう。
寂しくはありません。そのときにはそのときの３人の世界があるとわかるから。だから今は、この小さな小さな世界をうんとこっそり、そしてこっそり大胆に楽しもうよね！そうしちゃおうよね！

しかしながらですね、子供とばかり話していると大人との会話がものすご〜く恋しくなったりするのです。そんな時は、気の許せる友人にLINEをしたり、zoomで話したりして、大人の世界でわかり合える感覚をまったりと味わい、ママじゃない私の瞬間も大切にしたいと思っています。
とはいえ私、本当連絡を取り合う友人が少ない。。だからこそ、ちょっと連絡するのに勇気がいるんだけどさ、話すとフワっと心が緩むのがわかります。みんな、ありがとう。

シングルマザーRule 2: ３人だけの小さな世界。