#こんな社会だったらいいのに

社会は常に進化し続ける。進化しなければならないというよりも進化していくという自然の法則に沿っている。時計の針が後ろに戻ることはなくひたすら前に進み続けるように。


私が思う理想の社会は「全人類が思いやりの心を持つ状態」の社会である。現代社会において自分さえよければ、周りは関係ないと思う人がかなりの人数が存在する。たとえば、ある人は煙草を吸いたいから歩きたばこをする。周りに小さな子供がいるにもかかわらず。
もう一つのケースでは、ある飲食店内で食べたものの、机の上にソースのこぼしたものや水滴を残したまま立ち去り、後の人の迷惑を考えないなど、考えるときりがない。しかも日々の生活の中で、しきりに発生している。


 原因はなんだろう。自分の生活の乱れか、自分の殻でしか物事を考えずに、他人の事を考えることができないのか、自分が世界の中心であると思い込んでいる人か。これといった原因を特定することは難しいが、一つ言えるのは「自分さえよければそれでいい、周りは関係ない」との思い込みではないだろうか。その思い込みこそ元凶であり、改善すべきポイントである。


 私の思う理想社会である「全人類が思いやりの心を持つ状態」を実現するためには、相手がどう思うか、自分がしたことによって相手がその後どのような動向をとるかをしっかりと理解しなければならない。自分自身のことはもちろん大切にする必要がある。しかし少し相手の気持ちに目を向けることで、お互いが満足できる状況になるのなら社会の幸せ、ましてや世界の幸せにつながるのではないだろうか。

#こんな社会だったらいいな

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