高齢者の方が詠んだ川柳 その26
高齢者の方が詠んだ川柳 その26
デイサービス 生活相談員
~高齢者の方が詠んだ川柳 傑作選 第26弾(10作品)~
春待ちて 梅の木眺め 空眺め
(90代 男性)
暖冬と 言われていても 結局は 骨身に沁みる 相変わらずの冬
(80代 男性)
目を細め 眺めに眺める 孫の晴れ姿
(80代 男性)
いつの間に あんな赤子が 成人式
(80代 男性)
エアコンが 故障し部屋が 外みたい
(70代 男性)
桜だと 喜ぶ孫に 梅教え
(90代 女性)
寒の時期 息子らと喧嘩するうち 温まる
(90代 女性)
元気よく腕を離れる 愛猫よ 寒くないのか 部屋の外
(80代 女性)
春分もしばらくは 御嶽の雪に 冬を残して
(80代 女性)
雪降りの 悼む人らに 労りの 想いよ届け 遥か能登
(70代 女性)
次回作にも、ご期待を。
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