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鬼滅が何故こんな人気になったか


絶賛劇場公開中の鬼滅の刃とてつもない、人気ですよね、映画の興行収入は君の名は。を超え、更には千と千尋の神隠しに並ぶ、もしくは超えるなんて言われてるくらいですから、そんな鬼滅の刃、社会現象と呼ばれるくらいに人気が出たのか、色々専門家の人とかが考察していますが、自分もいちオタクとして考察してみようと思います。

①話がわかりやすい


大事だと思います、鬼滅の話、誰が読んでもわかる内容だと思います。


家族が鬼に殺され、妹も半人半鬼の状態になり、治すため、家族の敵を取るため、鬼を倒す、明確な目的と敵役がいて、話が終わるまで、この目的は変わりません。


言い方が悪いかもしれませんが、難しくなるような話がありません、目的達成のために進み、時には立ち止まり、修行して成長、仲間がピンチになり、覚醒、誰でも楽しめるというのは、獲得できるファンの層が広いというのは、人気になるために必要だと思います。


それができているから、ここまで人気でた1つの理由になると思います。



②専門用語がほとんどない


ファン層を広く獲得出来る上に、誰が読んでも内容が理解するには、専門用語や設定の複雑さは、日頃から、アニメ、漫画を見ない人からしたら、頭を混乱させる情報になり、その漫画を100%楽しむことができないと思います。


鬼滅の刃はそういうところ、上手に描かれていると思います、主人公側達の武器は刀ですし、技も呼吸と型で統一してあります、更に呼吸も属性が明確になっており、誰もがわかるような、水、火や音、毒といった、戦い方がどうなるかは分からないけど、理解できる単語が多く、読み進める上でスラスラ内容が入ってくると思います。


敵側もそうです、鬼です。桃太郎や泣いた赤鬼に出てくる、鬼です。鬼滅の鬼も角があり少し特殊な能力を各自持ち合わせていますが、ここでも専門用語は少ないです、アニメの敵で言えば、方向指定(ベクトル変化)や鼓を叩いてフィールドを動かす(マジックルーム)といった読んでいけば主人公と同じく攻略方法や見えていき、物語に没頭しやすいと思います。


そして弱点は敵によって変わりますが、全員日光に弱いといった共通の弱点があります。


少し難しいと言えば、キャラの漢字の読みが難しいくらいでしょうか、そこらへんは1回読めてしまえば言い訳ですし、漢字が難しかろうが、読むのにそこまで弊害にはなりません、書く時は苦労するかもしれませんが。



③アニメの力がでかい

これは言うまでもないかもしれませんが、鬼滅がブームになったきっかけは、アニメだと思います。アニメ化前の少年ジャンプで連載しているときは、面白いと言ってる人勿論いましたが、探さないといないかなというくらいでした。


そしてアニメが放送されたあと、原作のコミック、は売れに売れ、年間発行部数はあのみんなが知っているONEPIECEを抜くという、大快挙を起こしました。


アニメの力ってすごいかもしれませんが、1クール(3ヶ月)にアニメは約40本も放送されいます、その中の1本の鬼滅がどうしてここまで人気が出たのか


まず制作会社の映像美が凄い、あのfateシリーズを制作している
ufotableです。戦闘シーン書かせたら、右に出るものは少ないと思います、これが鬼滅とすごく相性が良かった、呼吸を使用するシーン、いわば必殺技のシーン見せ場です。滅茶苦茶にカッコイイ、刀から出るエフェクトが和テイストが刀の動きに沿って出て、素早く動き、敵を斬る。


声優も強い、主人公の竈門炭治郎は花江夏樹、我妻善逸は下野紘、嘴平伊之助は松岡禎丞、これはオタク目線の意見ですが、名前見ればすぐにわかる豪華さです。豪華だから成功するとは限りません、ただ大ヒットする作品の大半が有名どころが出演しているのも事実だと思います。


個人的には岩柱の悲鳴嶼行冥に杉田智和出ていたのがすごく良かったですね、アニメでも劇場でも出番ほとんどないので、是非続編が制作され、出てくることを楽しみに待っています。


主題歌がアニソン界では超有名なLiSAが歌っている、LiSAが歌っているアニメはヒットするみたいな法則もあるくらいですが、その法則にのって大ヒットしましたね。


OPでアニメを見るっていうのは意外とあります、OP映像でこれから出てくる、キャラや見所の一部を公開するわけですし、曲がよく映像がよければ、見入るでしょう。


また曲が気になって、調べてみたら作品と出会うということもあります。

LiSAが歌ってるアニメか気になるな、と思う人もいたと思います、それくらい影響力がでかい人が歌っているというのは強みになります。


OPは本編を見る為の準備運動みたいなものです。OPで気分を高めて多少酔うことで本作を楽しむことが出来る、自分はそう思います。



④老若男女楽しみ方がある


今や、学校や幼稚園といった、アニメを見るとか言われている子供(個人的にはアニメに年齢は関係ないと思っているが)だけではなく、会社でアニメを見ない人たちでも引き込んでいます。


何故ここまで多くの人達が、見るのか、自分はネット以外でも、名前を聞く機会が増えたからだと思います。ここまで大きくなるには順序があったと思うので、自分なりに整理しようと思います。


まずはアニメ化して大ヒット、③で言ったように、影響力がでかい制作会社、声優、歌手、注目する人は自然と多かったと思います。そして結果、面白いと話題になり大ヒットしました。


2次創作での人気も凄まじかった、人気作には付き物の2次創作、凄い勢いでした、ここでの2次創作の多くは、女性向け(BL)でした、鬼滅は登場人物の多くは男性です。鬼と戦うんだから男が多いのは当たり前だろうと思いますが、オタク向けの作品はこの男女比が逆転してるのが多いですからね。女性からの人気というのは、男性人気とは何か違う勢いがあるように思います。


鬼滅が男女の人気を獲得した次には、子供ですね、子供といっても小学生、園児といった部類です、それと大人ですね、自分が子供の時は、ムシキングとか恐竜系が流行ってました、そういうのってどこからハマるのか、子どもが見る時間帯のアニメ放送だったり、ゲーム、データカードダス、色々ありますが、鬼滅の刃は深夜アニメです。とても子供が起きてみるような時間でもありませんし、人気になったあとなので録画があるという訳でもありません、そして少年ジャンプです。コロコロには載っていないし、てれびくん(今はなんだか知らないけど)などにも載っていない、じゃあ何故?


ここで鬼滅を見ていた、また見れる大人達がでてくると思います。

今やサブスク時代、アニメも例外なく、鬼滅はアマゾンプライムのプライムビデオ、U-NEXT、Hulu 他で見ることができます。

これは自分なりの考えですが、アマプラで見れるというのは、すごく大きいと思います。アマプラは映像を見るために契約している人じゃない人が多くいるからです、アマプラの特典の1部ですから、ここまで社会現象になってるなら見ようと思う人もいたと思います、アマプラ契約していあたら、実質無料みたいなものですしね。


そこから子供にも見る機会が多くなったと思います。パパ、ママにみたいと言えば、見せてくれる家庭がきっと多かったんでしょう、親世代も鬼滅見てみたいという気持ちもあったと思います。


ここまでくれば、もう社会現象です、テレビでも特集され、コンビニなどの商品にも、鬼滅が写っているものが多くなり、各地の本屋では鬼滅のタワーや専用のエリアができ、OP、EDがあらゆる店の店内放送で流れている、ここまで知名度が広がれば、後は興味を持って見るだけです、子供たちはもうどハマリしていますし、後はお金持っている人たちが、原作コミックに手を出します、そして話が入りやすいため、面白いとなり、伝染していく、そんな感じだと思います。


社会人の間でも、「鬼滅見た?」「面白いよね」とかいう会話が聞こえるなんて、すごい現象です。



⑤結論


鬼滅がここまで人気が出た理由を自分なりにまとめてみましたが、やっぱ話がわかりやすく誰にでも理解でいるというのが、1番でかいと思います。


社会現象になったエヴァや他の大人気作品で言えばONEPIECEや進撃の巨人は面白いですが、話が複雑化したり専門用語が多く、読めば読むほど奥が深く面白いですが、初見には取りづらいと思います。


話題になっていたときは手にとった人多いと思いますが、今、ONEPIECE、進撃の巨人を薦めるのは確かに難易度高いと思いますし、漫画に縁がない人に漫画今薦めるなら何と聞かれたら、鬼滅の刃と答えるかもしれません。


初心者向けなんです、どんなゲームでも簡単にクリアーできゲームの楽しさを理解してもらうように、鬼滅の刃は漫画の楽しさを誰でも楽しめる作品なんだと思います。


正直、つまらないと叩いてる人たちはお門違いです、漫画の楽しさ理解してる人に、そんな簡単な話じゃつまらないこれ読めよと難易度を高い作品勧めても無理です。またゲームで例えますが、簡単で十分楽しんでいる人に、難しいをやらせても難しくてできません、出来る人からしたら楽しいになりますが、できない人からしたできないつまらないになるわけです。


漫画もこれと同じじゃないんでしょうか?


自分でも読める、面白いという作品が多くの人の目につくのは、普通な気がします、漫画という娯楽だって、難易度を踏んで、新しい作品を読む力を必要とします。


誰でもできる、それだけ聞くと、誰でも出来るなら、達成感なんてないと思うかもしれませんが、新しいコンテンツに触れるとき、失敗を恐れます、新しい所の1歩は怖いものです、でも誰でもできるという肩書きはその1歩を後押ししてくれます。


これは漫画だけではなく全てに言えることだと思います。コンテンツに招くための初めのハードルはどうみても超えられるハードルだと踏み込みやすいです。


そういう意味でチュートリアル、初心者向けになった鬼滅の刃は漫画界隈に大きな衝撃を与えたんだと思います。


だから自分には簡単でもっと考察できる作品が読みたいと思いますが、鬼滅を読んで普通に面白いと思いました。熱いシーンは熱いし、感動するシーンもここで感動しろよと言わんばかりのわかりやすさ、そういったのが嫌いな人たちや人気に嫉妬している人たちが騒いでいることなんでしょう。


自分は鬼滅をきっかけでで漫画を読んでくれて、漫画に惹かれほかの作品が増えてくれれば、漫画を読む身としてはこの上ない嬉しいことです。




PS:アニメから漫画に入る人が多いと思うので、今アニメ放送していて、原作がコミックの作品を紹介したいと思います。


「呪術廻戦」

鬼滅と同じ、ジャンプ作品で、絶賛アニメ放送中

↓アニメ公式サイト

https://www.jujutsukaisen.jp/

呪いがある世界で、主人公はある日突然呪いに襲われ、そこで禁忌とされている呪いのアイテムを食べてしまい、物語は始まります。

呪い戦っていく主人公達ですが、そこにはいろんな呪いの形があり、どう対処していくか、まだ3話までしかやってないので、これ以上話すとネタバレになってしまうので是非


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